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2020/10/18

【麻薬カルテル】メキシコサーフトリップに行きたいところだが…


メキシコの前国防相(前国防大臣)がアメリカで逮捕、起訴
10月15日に家族旅行で訪れたロサンゼルス空港で米麻薬取締局(DEA)の令状により身柄を拘束されました。容疑は麻薬取引とマネーロンダリングの疑い。有罪の場合は禁固10年~終身刑の可能性があるようです。

メキシコ国防相といえば他国からの侵略から国家、国民を守る重要なポジションであり、閣僚経験者である人物が麻薬取引に関与した疑いがあること自体、日本では考えられませんが…。昨年12月にもメキシコ元公安相が麻薬カルテルから巨額の賄賂を受け取り対米の麻薬取引をほう助したとしてテキサスで逮捕されました。メキシコ閣僚経験者がアメリカで逮捕されたのは2人目。

メキシコでは警察内部にはもちろん官僚、政治家まで麻薬カルテルと繋がりがあるといわれていて、警察官や市長、政府職員が誘拐や殺害に関与したり、選挙では麻薬撲滅を掲げる対立候補を殺害するなどキリがありません。

たとえ学生であっても…。

2014年には43人の学生が乗るスクールバスを警察官が襲撃し、学生43人をカルテルメンバーに引き渡し殺害され川に捨てられるという事件が起きています。この事件の首謀者はメキシコ・ゲレロ州イグアラ市の市長夫婦。

この市長の妻が主催する集会を学生らが妨害する計画を立てていたようで、それを阻止するために市長が警察に襲撃を依頼、そしてカルテルメンバーが殺害というから信じられません。



そんなメキシコにサーフトリップに行きたいのですが…
このような麻薬カルテルによる事件でとても治安の悪いイメージのメキシコですが、日本の面積の5倍あるメキシコ全土で治安が悪いわけではなさそうです。

外務省の海外安全ホームページでは
  • バハ・カリフォルニア州ティファナ市
  • チワワ州フアレス市
  • ゲレロ州チルパンシンゴ市
これらの市はレベル3=渡航中止勧告のエリアで特に注意が必要のようです。

もちろん他にレベル1(十分注意)、レベル2(不要不急の渡航中止)のエリアがありますが、メキシコの半分以上は注意なしのエリア。

ただ注意なしのエリアであっても夜間の移動や人気のない場所、麻薬カルテルの勢力争いによって危険エリアが日々変わると思うので現地での情報収集は欠かせませんね。

Youtubeではアメリカから日帰りでメキシコトリップの動画がUPされていますが、のどかな雰囲気の街やビーチでとても治安の悪いようには見えませんがどうなのでしょう。


あとはスペイン語とメキシコの友人をゲットできれば行けるかな?(単独では無理だな)


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