さあ、ど~もこんにちは! Traife365(とらいふさんろくご)のズーカーです。
国際線では当たり前のように徴収される燃油サーチャージ。
利用者にとっては原油価格や為替の状況によって負担が大きく変わるので、旅行の計画や航空券を購入するタイミングはとても重要です。
そんな中でJALが2025年8月から燃油サーチャージの適用額改定を国土交通省へ申請し、2段階引き下げしたというニュース。
JAL国際線ではシンガポールケロシン*の2ヵ月平均(米ドル建て)と同期間の為替レート平均で円換算した価格によってゾーンA〜ゾーンOに分類し、路線ごとの燃油サーチャージが決定します。ちなみにANAの燃油サーチャージも同様の方式を採用しています。
※シンガポール市場で取引される航空燃料スポット(即時取引)価格
たとえば日本ー韓国・極東ロシア路線では
◯ゾーンA適用なら片道300円
◯ゾーンO適用なら片道5,900円
日本ー北米路線では
◯ゾーンA適用なら片道4,500円
◯ゾーンO適用なら片道50,000円
今回のニュースではJAL国際線の6月〜7月発券分はゾーンH適用でしたが、8月〜9月発券分は2段階引き下げのゾーンF適用で、燃油サーチャージは約3割下がる計算。
特に北米や欧州といった長距離路線は29,000円(ゾーンH)から21,000円(ゾーンF)で片道8,000円、往復16,000円の値下がりです。
「家族旅行ともなると大きな負担軽減!」
しかしJAL国内線も燃油サーチャージを導入するという噂がちらほら出ていているので、もし導入された場合は他社も追随しそうです。
「国内線はやめてくれ〜!」
この燃油サーチャージはLCCの多くやFSCの一部では徴収せず運賃に上乗せしているところもあるので、どちらが良いのかは微妙なところ。
「別々にした方が透明性は高いのかな?」
今回JALは燃油サーチャージを2段階引き下げしましたが、今後の中東情勢によっては状況が一変する可能性もあるので要注目です。
「ゾーンO適用になったら旅行は…」
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