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2020/03/12

【コロナショック】日経平均急落 & 急激な円高


急激な円高!! どうなってしまう?

新型コロナウィルス 急激な為替相場

当初、新型肺炎は中国だけの問題と思っていましたが、3月に入り世界中で急速に感染拡大し深刻な事態となりました。日本でも1月に新型肺炎感染者が確認され、1月中で10数人。2月には100人を超え、2月27日には全国の小中高の学校に対し臨時休校を要請し3月9日には中国・韓国からの入国制限を発動しました。そして今現在も世界中の感染者数は増え続けています。特にイタリア、韓国、イラン、日本、アメリカなどは警戒が必要だと思われますし、今後ヨーロッパ全体で拡がる可能性があります。

このような状況の中、経済は3月に入ってから急激に悪化し3月9日にWTI原油先物価格30ドル割れ、日経平均は1月に2万4000円まで回復しましたが2万円割れ(世界各国株式市場も同様)、為替相場は2月下旬には1ドル=112円台から1ドル=101円台に突入。そして今現在も荒れた相場となっています。今後、新型肺炎の終息が見通せずコロナショックにより日本経済、世界経済はどうなってしまうのでしょうか?7月には東京オリンピックが開催される予定ですが、開催できるのか?それとも延期か?こちらも心配になってきます。



一見、不安要素だらけですが…
経済にはマイナス要素かもしれませんが、旅行だけにフォーカスすると『円高』『WTI原油先物価格30ドル割れ』『株価急落』はとても魅力的かもしれません。
  • 円高メリット
    両替で現地通貨を多く受け取れる
    ショッピングやレストラン・ホテル利用がお得に利用できる
     
  • 原油価格の下落
    航空券の燃油サーチャージ不要や安くなる可能性
    (燃油サーチャージ価格を決めるシンガポールケロシン市場価格はWTI原油価格とは違いますが原油相場と連動します)
     
  • 経済の減速
    経済が減速すれば航空会社はプロモーション価格のチケット、旅行業界はセール実施でお得に航空券やパッケージツアーを購入できるチャンスが増えるかもしれません。
ただし新型肺炎を考慮するとこの時期の海外旅行はリスクだらけ。海外旅行に行って感染するリスクはもちろん、3月11日現在、日本からの『入国制限』は29の国と地域、『指定場所での一定期間の隔離義務がある行動制限』は62の国と地域があり入国出来ない、もしくは隔離されるリスクがあります。今後この『入国制限』『行動制限』の国、地域が増える可能性があるのでチケット購入後にこの制限がかかると旅行自体をキャンセルしなければいけない事態も。またニュースでは海外で日本人のホテルやレストランの利用を拒否されることがあったり、海外旅行帰りに感染した方もいたようなのでこういったことも心配になります。



バランスが重要になります
すでに日本は自粛モードに突入し様々な大規模イベントは中止を余儀なくされ、日常生活でも外出時にはとても気を遣う日々。ただ自粛モードが長く続くと経済にも影響してしまいます。ある著名人が「あまり締め付けると経済がクラッシュする」と言っていましたがまさにその通りだと思います。

3月は多くの企業の決算期で5月には決算発表ラッシュ。コロナショックや自粛モードで日本企業の決算内容がボロボロでないことを祈るばかりです。日本政府も感染拡大防止と経済状況を見極めながらの対応になると思いますがなんとしても新型肺炎の早期終息をお願いしたいところです。経済がボロボロでは、旅行なんて言ってる場合ではないですから。


でも気持ちは旅行には行きたい…。





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