さあ、どうも! こんにちは!! Traife365の『ズーカー』です。
Appleの新型Macが発売されてから1ヵ月が経ち、新たに搭載されたAppleシリコンこと『M1』プロセッサーの評判が上々のようです。
この『M1』プロセッサーはARMアーキテクチャを採用した独自開発のCPU。これによりAppleはこれまでX64アーキテクチャを採用したIntel製CPUを採用せず、主力製品(PC)のCPU内製化に舵を切りました。
ではIntel製CPUと比べて『M1』プロセッサーはどこが凄いのか? まとめてみました。
『M1』プロセッサーの凄いところは?
まず挙げられるのが
1.CPU・GPUの処理速度が大幅に向上
前モデル(インテルCPU搭載モデル)よりも処理速度が大幅に向上。
2.バッテリー持続時間が大幅に向上
MacBook Proは最大20時間、MacBook Airは最大18時間とこちらも前モデルよりバッテリー持続時間が大幅に向上し、『M1』プロセッサーの消費電力の低さだといわれています。
3.インテルCPU搭載モデルより安い
前モデルと構成を同じにして比較すると『M1』プロセッサー搭載の新型モデルの方が安い。
なんだか吉野家のキャッチコピー「はやい、やすい、うまい」ですな!!
大ピンチなのが『Microsoft』と『Intel』
早くて(処理速度が)、安くて(前モデルより)、旨い(バッテリー長持ち)と3拍子揃うと危機感を抱くのが、かつての巨人『Microsoft(マイクロソフト)』と絶対王者『Intel』。
新型Macの評判を聞いてかMicrosoftでは自社製品であるSurface(一般消費者向けPC)やサーバー(法人向けサーバー)にARMアーキテクチャを採用した独自開発のCPUを搭載するのではないか? と報じられています。ここまで評判が良いとMicrosoftは戦々恐々なのではないでしょうか。
また、このMicrosoftのニュースでかつての絶対王者『Intel』は大ピンチ。これまでWindows PC、サーバーにIntel製CPUを数多く供給してきましたが、実際に今後MicrosoftがARMアーキテクチャを採用した独自開発のCPUを搭載し、この動きが加速するとIntelは大打撃。
ただでさえ、Intelは10nmプロセスルールのCPUで手こずっている間に、ライバルであるAMDに大きく溝を開けられ、7nmプロセスルールのCPU『Ryzen』シリーズに完敗。(プロセスルールとは数字が小さいほどCPU性能が高性能、省電力とされています)
IntelはCPUの自社生産にこだわり歩留まりが悪く難航、一方AMDはCPU製造を外部委託し7nmプロセスルールのCPUで飛躍。Intelも今後CPU製造を外部委託することを検討しているようです。
これまでのPCといったら『Windows』、CPUといったら『Intel』といった常識は、Appleの新型Macや『M1』プロセッサーにより大きく変わりそうですね。
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