さあ、ど~もこんにちは! Traife365(とらいふさんろくご)のズーカーです。
2024年12月29日に発生した韓国チェジュ航空の旅客機事故。
タイ・スワンナプーム国際空港から韓国・務安(ムアン)国際空港に向かうチェジュ航空2216便(ボーイング737‐800型機)が着陸に失敗し、179人が亡くなりました。
2025年1月27日に韓国国土交通部の航空鉄道事故調査委員会が発表した予備報告書では
◯2基ある両エンジンから羽毛と血痕を検出
◯DNA分析でトモエガモと特定
◯監視カメラでは鳥の群れの接近を確認
という内容でした。
そして今回は2025年7月21日に韓国国土交通部の航空鉄道事故調査委員会が中間報告書を発表したというニュース。
「現時点でパイロットの操縦ミスの可能性!」
この中間報告書では
◯実際のバードストライクは右エンジンのみ
◯パイロットが誤って左エンジンを停止
◯両エンジンが動力を失い、着陸失敗
といった内容です。
「あれ? 予備報告書と大きく違くね?」
と思ってしまいましたが、予備報告書の段階では両エンジンから羽毛と血痕が検出されていたもののエンジンの損傷について分かっていませんでした。
そこで2025年5月に回収したエンジン2基を製造元のCFMインターナショナル(フランス)に送り、国際共同調査チームによる精密解析を行ったところ、
◯右エンジンはバードストライクにより損傷
◯左エンジンは損傷なく正常
という結果で、バードストライクによって右エンジンが損傷しましたが、パイロットが誤って左エンジンを停止したため両エンジンが動力を失ったようです。
「左エンジンだけで安全に着陸できたかも!」
また着陸時に必要なランディングギア・補助翼・スピートブレーキなどを作動させた形跡がなかったことも確認されています。
しかし今回の中間報告書の結果に韓国民間航空操縦士協会や遺族らは猛反発。
「果たして操作ミスが原因だったのか?」
今後はさらなる原因分析と再発防止策をまとめた最終報告書を待ちたいところです。
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