さあ、ど~もこんにちは! Traife365(とらいふさんろくご)のズーカーです。
「加政府がストライキを強制終了!?」
客室乗務員約1万人が所属する労働組合CUPEが労使交渉の決裂で3日間のストライキを通告したため、8月16日から全便欠航することを発表していたエアカナダ。
実際に8月16日は1日あたり13万人が利用するエアカナダの全便が欠航したことにより各地で大混乱が生じたようです。
「夏の旅行シーズンにストライキとは…」
そんな中、加政府がストライキの強制終了を命じたというニュース。
「えっ、そんなことできるの?」
このような混乱はエアカナダだけでなく加郵便公社でも労使交渉が決裂し、2025年5月から部分的ストライキが継続中。
また加鉄道会社2社でも労使交渉が決裂し、2024年8月にロックアウト(会社側が労働組合員の就業を拒否)で運行停止が発生し、加政府が仲裁命令を出していました。
「色んなところで揉めてるじゃん!」
航空・鉄道・郵便などのストライキやロックアウトは乗客や貨物の輸送を妨げ、会社の直接的な打撃はもちろん、様々な産業にも波及してしまいます。
日本でも海外でもストライキは労働者の基本的な権利として広く認められているようですが、やり過ぎてしまうと労働者自らの首を絞めてしまう状況にもなりかねません。
「さじ加減が難しい!」
個人的には労働組合側の主張である客室乗務員の安全確認、搭乗や降機の支援、緊急対応といった地上業務に対して賃金が支払われていない点は支持しますが、北米の航空業界では飛行時間のみ賃金対象というのが慣習のようです。
「えっ、北米特有の問題?」
一方で会社側は4年間で38%の賃上げを提案していますが、労働組合側はこれを拒否。
「日本だと4年間で38%の賃上げは極めて高い水準!」
果たして労働組合側が無茶な要求をしているのか、それとも会社側が厳しい労働を課しているのか、今後の展開に注目です。
「客離れが起きなきゃいいけど…」
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