※2024年9月8日に公開した記事を再編集し、2024年12月6日に再度公開しました。
さあ、ど~もこんにちは! Traife365(とらいふさんろくご)のズーカーです。
「プライオリティパスが改悪だと?」
約150の国や地域にある空港ラウンジを利用することができる会員制サービスのプライオリティパス。
出張や旅行で頻繁に空港を利用される方はプライオリティパスがあれば空港ラウンジのゆったり寛げるスペースで無料WiFiや充電設備を利用したり、軽食・ドリンク(アルコールを含む)なども楽しめるので出発前の待ち時間を快適に過ごすことができます。
また空港ラウンジ以外でも提携するレストラン施設やリフレッシュ施設では一定額の割引があり、無料もしくはリーズナブルに利用することができる至れり尽くせりのサービス。
ちなみにプライオリティパスには
・スタンダード(利用毎に$32) 年会費$99
・スタンダードプラス(年10回まで無料) 年会費$329
・プレステージ(回数制限なし) 年会費$469
の3つの会員プランがあり、年会費やラウンジ利用料が必要です。
「げっ、意外とするな!」
しかしクレジットカードに付帯するプライオリティパスならカード年会費1万円〜2万円ほどでプレステージ会員相当のサービスを利用することが可能です。
「クレカには便利な付帯サービスがたくさん!」
そんなお得なクレジットカードも2023年頃から特典や付帯サービスが改定され、
・ポイント還元率のダウン
・海外旅行保険が自動付帯から利用付帯へ
・プライオリティパスの年間利用回数の制限
などが変更されています
そして今回はJCBと三菱UFJニコスが9月2日にプライオリティパスの特典を改定することを発表しました。
JCBでは2024年10月31日20時からプライオリティパスの特典が国内では空港ラウンジのみに変更され、対象はJCBカードのザ・クラス会員、プラチナ会員、ゴールドザ・プラチナ会員。
三菱UFJニコスでは2024年10月1日からプライオリティ・パスの特典が空港ラウンジのみに変更され、対象は三菱UFJニコス及びフランチャイジー各社のプラチナ会員。
つまり今回の改定でJCBでは国内のレストラン施設やリフレッシュ施設で利用できなくなり(海外は利用可)、三菱UFJニコスでは空港ラウンジのみに限定され、国内外問わずレストラン施設やリフレッシュ施設は利用できなくなりました。
「要するに多すぎるタダ飯が原因?」
確かに日本国内のレストラン施設やリフレッシュ施設にクレジットカード付帯のプライオリティパス会員が押し寄せて、無料もしくはリーズナブルにサービスを利用されてしまうとクレジットカード会社にとっては負担でしかなく、年間利用回数や対象施設を制限するのも当然の措置。
「もちろん正規会員には問題ないだろうけど…」
個人的にはプライオリティパスが大盤振る舞いしすぎた結果、クレジットカード会社がパンクしたように思います。
しかし肝心の空港ラウンジにも問題があり、本来はビジネスクラスやファーストクラスの限られた乗客しか利用できませんが、最近では航空会社のステータス会員やプライオリティパス会員が増えたことで比較的簡単に利用できるようになり、繁忙期や人気路線の出発前はプライオリティパスを持っていても空港ラウンジを利用できないケースがあるようです。
こうなると利用できたとしても混雑でゆっくりできず、ストレスを抱えて出発することにもなりかねません。
結局のところ制限エリア内の隅っこにあるような人気のないカフェやレストランでコーヒーやビールを飲みながら過ごすのが一番かと…。
そもそもチェックインや保安検査が大幅に短縮されて定時運航もしっかりできれば空港ラウンジは必要ありませんが、出発前数時間のワクワクを楽しむのも空の旅の醍醐味かもしれませんね。
皆さんの中で空港ラウンジ以外に自分なりの過ごし方がある人は是非コメントお願いします。
それでは楽しく素敵な旅行にいってらっしゃいませ!
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