※2019年12月21日に公開した記事を再編集し、2023年9月29日に再度公開しました。
さあ、ど~もこんにちは! Traife365(とらいふさんろくご)のズーカーです。
いよいよ今回の旅のメインであるチェラティンにサーフィンをするためにクアラルンプール最大のバスターミナル=TBS(Terminal Bersepadu Selatan)を出発。乗車したのはマレーシアの大手バス会社『Transnational』の長距離バスで、事前のインターネット予約時で最後尾のシートを指定したので他のシートより足元が広々。
このような快適な環境の中でクアラルンプールを出発し、マレーシア東部にあるパハン州クアンタンという街まで約4時間のバス移動。出発してから2時間ほどでサービスエリアに寄り10分間の休憩。マレーシアのサービスエリアは初めての利用なので楽しみです。
ここで気を付けることは自分が乗ってきたバスの駐車位置を確認すること。日本の高速バスでも乗客がサービスエリアで置いていかれることがあるようなのでバスを降りる際に自分が乗車したバスナンバーと駐車位置の確認はしっかりと。
「これは万国共通ですね!」
今回立ち寄ったサービスエリアは軽食や飲み物を販売している屋台が数店舗とトイレだけのシンプルな作り。日本のような充実したサービスエリアではありませんが、必要最低限は揃っているので十分です。ここで飲み物を買って屋外に設置された灰皿の前で煙草に火を付けた瞬間、男6人に囲まれます。
「え? 何が起きたん?」
突然、男6人に囲まれたので正直驚きました。その内の1人が警察手帳のようなものを見せて身分証の提示を求められます。
・私服警官:「身分証を見せて?」
・ズーカー:「なぜ身分証が必要なの?」
・私服警官:「ここは禁煙エリアだから早く見せて?」
・私服警官:「ここは禁煙エリアだから早く見せて?」
屋外に設置された灰皿の前でタバコを吸っているのに「ここは禁煙エリア」って言われても正直理解できず、しかも突然の取り締まりだったので頭の中は大混乱。
・ズーカー:「パスポートはバスの中にある」
・私服警官:「じゃあ、取ってきて」
パスポートを渡す前に納得がいかなので理由を聞いてみると、
・ズーカー:「灰皿の前で吸っているのになんで?」
・私服警官:「あそこに禁煙の看板あるだろ」
・ズーカー:「なぜ禁煙エリアに灰皿があるの?」
・私服警官:「吸い殻と一般ごみを一緒にしないため」
・ズーカー:「はっ?? 意味わかんねー」
・私服警官:「あそこに禁煙の看板あるだろ」
・ズーカー:「なぜ禁煙エリアに灰皿があるの?」
・私服警官:「吸い殻と一般ごみを一緒にしないため」
・ズーカー:「はっ?? 意味わかんねー」
マレーシアでは2019年1月1日より喫煙に関する法律が変わり、
・飲食店(屋外・屋内共に)
・ショッピングセンター
・公共の場所や政府の建物
・公共交通とその駅(バス、鉄道、空港など)
・ショッピングセンター
・公共の場所や政府の建物
・公共交通とその駅(バス、鉄道、空港など)
・タクシー車内
・宗教施設
・マラッカ、ジョージア世界遺産地区
・禁煙と書かれている場所
確かにサービスエリアのトイレには「禁煙」と書かれた看板はありましたが、灰皿は建物から離れていた場所にあり、ズーカーが煙草を吸う前に地元らしき人は普通に吸っていた状況で煙草に火をつけた瞬間にやってくるタイミングはまさに狙い撃ちのよう…
・宗教施設
・マラッカ、ジョージア世界遺産地区
・禁煙と書かれている場所
などで全面禁煙と定められたようです。
旅行者には分かりにくい境界線!
クアラルンプール滞在中、街中には灰皿付きのゴミ箱が数m~数10mおきに設置されていて、ほとんどの建物に禁煙の看板があります。1箇所だけ日本と同じような屋外喫煙所を見かけましたが、今回警察官に指摘されたように「禁煙の看板があるから」という理由なら屋外のほとんどは禁煙エリアということになります。
しかしローカルレストランやカフェのテラス席では喫煙者をよく見かけます。
現地の人が吸ってたり灰皿があるからといって吸ってしまうと取り締まりの対象になってしまう可能性があるので要注意。事前にマレーシアの喫煙事情について調べていましたが、まさか灰皿の前で煙草を吸って取り締まりにあうと思いませんでした。
「せめて禁煙エリアに灰皿は置かないでよ…」
違反の証拠保全と書類作成
こうして警察官とやり取りをしている間に別の警察官がズーカーの吸い殻をジッパー付き袋に入れ、日付と場所を記入し写真撮影。いわゆる証拠保全で別の警察官が書類を作成し、ズーカーにサインを求めます。
恐らくマレー語なので書類の内容は全くわかりませんでしたが、サインしない訳にはいかないので泣く泣くサイン。
「マレーシアの警察官怖ぇ!」
気になるマレーシアの喫煙違反の罰金は?
気になるマレーシアの喫煙違反の罰金は?
街の至るところにある喫煙禁止の看板には「違反した場合は1万リンギット」みたいな警告が書かれています。
「罰金1万リンギット(約26万円)なんて払えんよ!」
しかし今回ズーカーを取り締まった警察官は英語の苦手なズーカーにも分かるよう言葉を選んで丁寧に説明してくれたので罰金の金額や支払場所は理解できました。
・私服警察:「罰金は250リンギット(約6,500円)です」
・ズーカー:「え?」
・私服警官:「ただし1か月以内に納めれば125リンギットだからね」
・ズーカー:「これからクアンタンに行くんだけど…」
・私服警官:「そしたらここで納めて(GoogleMapにピン)」
・ズーカー:「え?」
・私服警官:「ただし1か月以内に納めれば125リンギットだからね」
・ズーカー:「これからクアンタンに行くんだけど…」
・私服警官:「そしたらここで納めて(GoogleMapにピン)」
罰金の支払い場所は『Kuantan District Health Office』というところで、地図で見るとクアンタンの外れにあります。
「悪徳警官ではなくて良かった〜!」
お待たせしてすみませんでした!!
サービスエリアでの休憩時間は10分間でしたがズーカーの取り締まりで30分近く掛かり、大幅な出発遅れ。急いでバスに戻り、運転手と乗客に謝りながら車内に乗り込みます。罰金を納めるために遠回りしなければならず今回も予定が狂いそうです。自身の認識不足ではありますが、皆さんも海外での喫煙はお気を付けて!
ここマレーシアまで来るのに2度の遅延と乗り遅れで散々だったのに今度は喫煙違反の罰金刑。
「あ~、今日もツイてない」
続きのブログ→
【マレーシア】格安ホテルチェーンのOYO(オヨ)に泊まってみた
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