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2025/07/06

【マレーシア】高速道路のサービスエリアで男6人に囲まれる「1万リンギット(約26万円)なんて払えんよ!」

※2019年12月21日に公開した記事を再編集し、2025年7月6日に再度公開しました。

さあ、ど~もこんにちは!  Traife365(とらいふさんろくご)のズーカーです。

前回、長距離バスでクアラルンプールからパハン州クアンタンに向けて出発したズーカー。

乗車したのはマレーシアの大手Transnational社の長距離バスで、インターネット予約で最後尾のシートを指定していたので他のより足元が広々の快適環境。

マレーシアの長距離バス

「広さだけならビジネスクラス!」

出発から2時間ほどで高速道路のサービスエリアに入り、約10分間の休憩タイム。

「ここで気を付けることは駐車位置!」

日本の高速バスでも乗客がサービスエリアで置いていかれることがあり、海外でもバスを降りる際に自分が乗車したバスのナンバーと駐車位置をしっかり確認し、時間までに戻ってこられるようにしたいところ。

「周りは似たようなバスばかり!」

今回立ち寄ったサービスエリアは軽食や飲み物を販売している屋台が数店舗とトイレだけのシンプルなスタイルで日本のような充実したサービスエリアではありませんでしたが、必要最低限は揃っているので休憩するには十分です。

「問題はここから!」

ここで飲み物を買って屋外に設置された灰皿付きゴミ箱で喫煙していたところ、男6人に囲まれてしまいました。


「え? 何が起きたの?」
突然の事だったので正直驚きましたが、男6人の内の1人が警察手帳のようなものを見せて身分証の提示を求めてきました。
 ◯私服警官:「身分証を見せて?」
 ◯ズーカー:「なぜ身分証が必要?」
 ◯私服警官:「ここは禁煙エリアだから?」

ここで路上喫煙の取り締まりということがわかりましたが、屋外に設置された灰皿付きゴミ箱で喫煙しており、禁煙エリアと言われても正直理解できませんでした。
 ◯ズーカー:「パスポートはバスの中にある」
 ◯私服警官:「じゃあ、取ってきて」

納得がいかなのでパスポートを渡す前に理由を聞いてみました。
 ◯ズーカー:「灰皿で吸っているのに何故?」
 ◯私服警官:「あそこに禁煙の看板あるだろ」
 ◯ズーカー:「禁煙エリアに灰皿?」
 ◯私服警官:「吸い殻とゴミを一緒にしないよう」
 ◯ズーカー:「はっ?? 意味わかんねー」

マレーシアでは2019年1月より全ての飲食店で全面禁煙となり、ショッピングセンターや公共施設(駅やバスターミナル、空港)、禁煙の看板がある場所でも禁煙です。

当然このことは旅行前に確認しており、サービスエリアのトイレには禁煙の看板はあったものの灰皿付きゴミ箱は建物から離れていた場所にあり、地元の方も喫煙していた状況。

そこへズーカーが喫煙した瞬間にやってくるタイミングはまさに狙い撃ち。


 旅行者には分かりにくい境界線!
クアラルンプール滞在では地元の方が大通りに設置された灰皿付きゴミ箱で喫煙していたので大丈夫かと思っていましたが、実は灰皿付きゴミ箱での喫煙は違反だったようです。

マレーシア・喫煙禁止

またローカルレストランの店内やカフェのテラス席でも喫煙している人を見かけましたが、これも違反。

「地元の方が吸っているので紛らわしい!」

マレーシアの建物には至るところに禁煙の看板があり、灰皿があるからといって喫煙してしまうと取り締まりの対象になってしまいます。

「せめて禁煙エリアには灰皿置かないでよ…」


 証拠保全と書類作成 !
こうして警察官とやり取りをしている間に別の警察官がズーカーの吸い殻をジッパー付き袋に入れて日付と場所を記入し、写真撮影。

いわゆる証拠保全で別の警察官が書類を作成し、ズーカーにサインを求めてきました。

マレーシアで煙草の取り締まり

恐らくマレー語なので書類の内容は全くわかりませんでしたが、サインしない訳にはいかないので泣く泣くサイン。

「マレーシアの警察官怖ぇ!」


 気になる喫煙違反の罰金は?
禁煙の看板には違反した場合に1万リンギットの警告があったので、警察官に取り締まりを受けた際、

「罰金1万リンギット(約26万円)なんて払えんよ!」

っと思っていましたが、警察官はズーカーにも分かるよう丁寧に説明。
 ◯私服警察:「罰金は250リンギット(約6,500円)」
 ◯ズーカー:「え?」
 ◯私服警官:「でも1か月以内なら125リンギット」
 ◯ズーカー:「これからクアンタンに行くんだけど…」
 ◯私服警官:「(Googleマップで)ここだよ!」

罰金の支払い場所は『Kuantan District Health Office』というところで、Googleマップで確認すると、これから向かうクアンタンの外れにありました。

「また予定が狂いそう!」


 お待たせしてすみませんでした!
サービスエリアでの休憩時間は10分間でしたが、ズーカーの取り締まりのせいで大幅に出発が遅れてしまい、バス運転手と乗客に謝りながら車内に乗り込みました。

「誰も文句言わず、みんな優しい!」

このマレーシアサーフトリップでは初っ端から2度の遅延と乗り継ぎ失敗で予定が狂い、今回はサーフポイントのチェラティンに向かう途中で喫煙違反の取り締まり。

「本当にツイていない…」

皆さんもマレーシアで喫煙する場合はご注意を!

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