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2024/12/14

【JCASエアウェイズ】2026年春の就航を目指す地域航空会社「このご時世にプロペラ機とは…」

※2024年12月10日に公開した記事を再編集し、2024年12月14日に再度公開しました。

さあ、ど~もこんにちは!  Traife365(とらいふさんろくご)のズーカーです。

2026年春の就航を目指すJCASエアウェイズ。

地域航空会社として関西国際空港を拠点に富山空港(富山)と米子空港(鳥取)の2路線を就航する予定です。地域航空会社(リージョナルキャリア)はFSCやLCCとは大きく違い、主に小型旅客機で離島や地方路線をカバーする航空会社です。

機材は低燃費・低騒音のフランスATR社製ターボプロップ機ATR72‐600。
 ・標準座席数 72席
 ・巡航速度 500km/h
 ・航続距離 1370km
    (ATR公式Webサイト参照)

「う〜ん、最新鋭らしいが所詮プロペラ機…」

ジェット旅客機が主流の中で一世代も二世代も古い技術というイメージでしたが、国内では日本エアコミューター(JAL)とトキエアがATR72‐600、北海道エアシステム(JAL)と天草エアライン、オリエンタルエアブリッジがATR42-600のプロペラ機を導入しています。

「数少ないとはいえATR社製プロペラ機が大活躍!」

地域航空会社が小型プロペラ機を導入するメリットは
 ・滑走路の短い小規模空港でも離着陸可能
 ・低燃費で運航コストが安い
 ・ジェット機に比べ、着陸料や停留料が安い

などがあり、少ない機材で短距離を効率良く運航するような地域航空会社にはピッタリ。

しかし計画の中で少し気になる点は新規就航の数年間は1機2路線体制ということ。

というのも2024年2月に国際線LCCとして始動したAirJapanは当初1機2路線体制で運航していたものの機体に不具合が発生し、次のフライトまでに修理が間に合わず全便欠航というアクシデントが発生しています。

「代替機がなけりゃそうなるわな!」

その後のAirJapanは路線を増やし順調のようですが、競争が激しい航空業界ではこれまでに新規参入するための設立準備会社を立ち上げるも資金調達が難航し、就航まで至らず倒産しているケースがあります。(レキオス航空、リンク、エア奄美、エアリージョナルジャパンなど)

ちなみにJCASエアウェイズは今のところ資金調達が順調に進んでいるとのことで2026年春の就航になんとか漕ぎ着けてほしいというのが個人的な感想。

「就航したらプロペラ機乗ってみるかな?」

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