さあ、ど~もこんにちは! Traife365(とらいふさんろくご)のズーカーです。
「あちゃ〜、機材トラブルで全便欠航!」
新潟空港を拠点として2024年1月31日に運航を開始したばかりのトキエア。地域航空会社として札幌(1月31日就航)・仙台(4月26日就航)・名古屋(9月27日就航)の3路線を運航していますが、機材トラブルにより1年も経たずに全便欠航というちょっぴり不安なニュース。
「大丈夫か? トキエア…」
詳しく見てみるとトキエアではATR社製ターボプロップ機ATR72‐600を2機保有しており、1機目のJA01QQは燃料系統の不具合、2機目のJA02QQは飛行中の被雷で12月16日から12月18日の3日間が全便欠航になりました。(3号機のJA03QQは受領済も就航日は未定)
そもそも保有する全2機の同時トラブルは運が悪く、まさかの事態といったところ。
気になる地域航空会社の補償は?
FSC(フルサービスキャリア)のJALやANAでは会社都合による欠航や遅延が発生した場合、補償を受けられることは知られていますが、ここで気になるのが地域航空会社の場合。
今回のトキエアのケースでは欠航の原因が機材トラブルということで搭乗予定だった方はしっかり補償を受けられると思いましたが、トキエアでは会社都合による欠航が発生した場合の航空券の取扱については
1.トキエアが選択する自社便への振替
2.運賃の払戻
の対応で、宿泊費や交通費などの補償はないようです。
「LCCと変わらぬ補償でガクっ!」
このようにトキエアではLCC並みの塩対応ですが、地域航空会社の中でも路線数や便数の多いところでは宿泊費・交通費の補償や他社便への振替といった対応もあるので搭乗する前にご自身が利用する地域航空会社の欠航や遅延の補償についてしっかり確認しておきたいところです。
「ただしFSCよりも補償金額の上限は低め!」
そもそも地域航空会社は離島や地方路線をカバーする航空会社なのでFSCと比べるのは酷かもしれませんね。
JCASエアウェイズは大丈夫か?
トキエアと同じく地域航空会社として2026年春の就航を目指すJCASエアウェイズ。こちらも機材はATR社製ターボプロップ機ATR72‐600で新規就航の数年間は1機2路線体制という計画。
「JCASエアウェイズも全便欠航のリスクが!」
こうなるとビジネスや旅行で利用するには少し不安ですが、地域航空会社なのでこういった事態が発生しても応援する気持ちが大事なのかな?
まっ、JCASエアウェイズは今回のトラブルを教訓に、そしてトキエアはこれをきっかけに万全な体制を整えてほしいですね。
それでは皆さんも安心安全の旅行にいってらっしゃいませ!
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