※2020年3月3日に公開したものを再編集し、2023年5月16日に再度公開しました。
さあ、ど~もこんにちは! Traife365(とらいふさんろくご)のズーカーです。
アマゾンで購入した『DveeTech』という中華製アクションカメラ。セールで約3,000円の激安価格なのに
「4K撮影ができる!」
「SONYのイメージセンサ採用」
と謳う何とも怪しげなカメラ。
イメージセンサは人間の網膜に相当する部品で写真や動画の画質を大きく左右します。その中でもSONYのイメージセンサは高性能で多くのスマホメーカーに引っ張りだこの主力商品。そのイメージセンサを採用しているのであれば相当優秀なアクションカメラかもしれません。
DveeTechアクションカメラのスペックを詳しく見てみると
・画像解像度:16M/12M/8M/5M
・動画解像度:4K·2.7K/30FPS フルHD/30·60FPS
・イメージセンサ:SONY IMX179CMOS
・レンズ:6枚ガラスレンズ
・手振れ補正なし
・タイムラプス・スローモーション撮影
・リモコンなし(リモコン付きもあります)
サーフィンの撮影で使いたいので4K動画と写真は必要なく、フルHD/60FPSで動画撮影ができれば良いのでスペックは十分でしょう!
しかし世の中そんなに甘くはありません!
価格とスペックだけを見るとお買い得なアクションカメラだと思ってしまいましたが、実際は酷いレベルで、前に持っていた5~6年前のアクションカメラよりが画質が悪い。
「本当に1080P(フルHD)の画質か?」
セールスポイントでは4K動画撮影ができるとなっていますが、このアクションカメラに搭載されているSONY IMX179CMOSというイメージセンサではスペック不足のようで疑似4Kというらしい。『SONYイメージセンサ採用』」というワードだけで購入するのは間違いでした。
またフルHD/60FPSでの動画撮影だとカメラモニターでは綺麗に撮影できているように見えますが、PCで確認してみると細部は潰れていてフルHDすらまともに撮影できません。唯一使えるのが写真撮影でそこそこ綺麗ですかね。だたアクションカメラで写真を撮るようなことはないのであまり意味なし。
DveeTechアクションカメラの性能をまとめてみると
4K・2.7K動画撮影はまあまあ綺麗に撮影できますが、カクついて手持ちでの撮影はNG。三脚使って風景撮るようなシーンであれば大丈夫ですが、自動車や電車など動きの速いものを撮影するようなシーンではやはりNG。シンバルを使って撮影してもパラパラ漫画みたいにカクつきます。
フルHD/60FPS撮影は画質は最悪レベルで色味も悪く、カメラ側の設定ではどうしようもありません。細部は潰れてギザギザな感じです。
フルHD/30FPS撮影は60FPSよりかは多少綺麗に撮影できます。この設定が一番実用的な使い方かもしれません。
写真撮影(16M設定)はそこそこ綺麗ですが、バッグからわさわさ取り出して撮るほどでもないので写真はスマホで撮りましょう。
タイムラプスは表現しにくいのですが、イメージしているようなタイムラプスの感じではありません。これもダメかな?
ドライブレコーダーとして使うのも無理…
DveeTechアクションカメラはバッテリーを外していてもUSB給電で撮影できるのでドライブレコーダーとして使おうかとも思いましたが、画質が悪くて暗いとノイズも出るので事故をした時の証拠として使えそうにありません。サーフィンの撮影もできずドライブレコーダーとしても使えないなんて、どうしようもありません。
「まさに安物買いの銭失い… とほほ」
最後の悪あがきはピント調整!
中華アクションカムでも10,000円を超えるモデルでは手振れ補正やイメージセンサの違いで綺麗に撮影できるものもあるようですが、今回購入したDveeTechアクションカメラはどうしようもない商品でした。
「しかし諦めることはできません!」
ということでカメラど素人ですが感覚だけでアクションカメラのピント調整に挑戦します。アマゾンではアクションカメラに使えるレンズが販売されているのでレンズを交換をしてピント調整すればなんとかなるかもしれません。
それでは次回をお楽しみに!
関連ブログ→
【DveeTech】アクションカメラのピント調整にチャレンジしてみた