1世帯あたり20万円の方向で検討が進んでいましたが…
日本政府が4月3日新型コロナウイルスの拡大により一定の水準まで収入が減少した世帯に30万円の現金給付というニュース。当初1世帯あたり20万円の方向で検討が進められていましたが、1.5倍の1世帯当たり30万円。
1世帯あたり30万円の現金給付と聞くと「おっ、30万円も!」。新型コロナウイルス影響前なら驚きですが、今後更なる影響拡大により企業の倒産ラッシュや大量解雇の不安を考えると30万円ではちょっと不安。リーマンショック後の2009年の定額給付金では1万2,000円(若年者・高齢者2万円)でしたので、今回の現金給付はその25倍の額(全国民1人あたり1万2,000円と1世帯あたり30万円では単純に比較できませんが当時の定額給付金をどうやって受け取り、何に使ったのか正直全く覚えていません)
今回の1世帯あたり30万円の現金給付はそれだけ経済に大打撃の可能性を考えているのでしょう。
現金給付のポイントとは?
- 1世帯あたり30万円
- 新型コロナウイルスの影響により収入が減っていること
- 収入減を証明する書類を提出する
- 減収後の月収が一定水準を上回る世帯は除外
- 給付金は特例措置として非課税
- 申請は市町村が窓口
問題はここからで詰めの調整で中途半端な条件により『1世帯あたり30万円』が一人歩きし、給付が受けられない世帯や減額された給付により不満が爆発しそうな予感がします。特に単身者では生活資金が少なくても暮らせるため基準が厳しいようです。そして申請は市町村が窓口なので役所に殺到しさらなる集団感染の可能性も。
対応の遅れや不満により窓口でトラブルになる気がするのは私だけでしょうか?
「給付はなるべく早期に」と言っていますが、現状では『都市封鎖』や『緊急事態宣言』の可能性のある中、もし外出規制がされた場合どうやって窓口まで申請すれば良いのでしょうかね。このあたりの混乱も予想されます。また現金給付に便乗した『詐欺』も増えていくと思われます。新型コロナウイルスとは別の混乱にも私たちは対応していかなければいけませんね。
一番は現金給付より解雇の不安なく、いつも通りの収入が確保できれば良いんですけど…。
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