FCAとPSAが経営統合 対等合併
自動車業界の再編激化? 欧州自動車大手『FCA』とフランス自動車大手『グループPSA』が経営統合で基本合意。今回の経営統合のポイントは、出資比率50対50。さて、今後この新しいグループはどうなるのでしょうか?そして今後の自動車業界の勢力図は変わるのでしょうか? と、その前にそれぞれのグループを見てみましょう。 ・欧州自動車大手『FCA』 リーマンショック(アメリカの大手証券会社リーマンブラザーズの経営破綻がきっかけの世界的な金融危機)で経営不振に陥っていたクライスラー(米)をフィアット(伊)が完全子会社化し、 フィアット・クライスラーオートモービルズ を経て、現在の FCA へ。 FCA傘下の自動車ブランドは フィアット アルファロメオ アバルト ランチア マセラティー クライスラー ジープ ダッジ ・仏自動車大手『グループPSA』 1976年に経営難に陥っていたシトロエン(仏)をプジョー(仏)の傘下に収めて誕生し、2016年に PSAプジョー・シトロエン から社名を変更し、現在の グループPSA へ。 PSA傘下の自動車ブランドは プジョー シトロエン DS オペル 果たしてうまくいくのか? 各自動車メーカーは緩やかな資本提携であったり、ライバルメーカーであっても一部事業では業務提携をしていたりと子会社化、資本提携、業務提携などの様々な形で複雑に絡み合っています。それぞれ経営不振の自動車メーカーを傘下におさめて、大きくなったFCAとPSA。互いに複数の自動車ブランドを抱え、そして50対50の対等合併。どちらかが主導するわけでなく、また両グループとも核となる事業がないため、これだけのブランドを抱えることになると、単なる寄せ集めのような感じがしてしまいます。 つい最近まで、FCAはルノー(仏)と経営統合に向け交渉していましたが、破談。そして今回のPSAとの経営統合。結局、統合相手はどこでも良かったのでしょうか?米テスラや中国電気自動車メーカーなどの新興勢力も参入し、ますます激化。自動車業界はまさにサバイバル。 さてどこのメーカー、グループが生き残るのか、楽しみです。 ひとつ気になること 他のメーカーが買収したりグループ傘下に入ったりと、再編が進む中、現在一匹狼の『HON...