さあ、ど~もこんにちは! Traife365(とらいふさんろくご)のズーカーです。
ANAグループの航空会社『エアージャパン』とANAの中距離国際線ブランド『AirJapan』。
「同じようで全く異なるややこしい名前!」
1990年に国際チャーター路線の運航を目的に設立したエアージャパンはANA国際線の一部を運航しています。
一方、2024年2月に運航を開始したAirJapanはFSCのような快適な機内空間とLCCのような手頃な価格が特徴のANA中距離国際線ブランドで、実際の運航やブランド運営はエアージャパンが担っています。
そんなエアージャパンとAirJapanに衝撃のニュース。
ANAホールディングスは10月30日の決算会見で、2026年3月にAirJapanブランドを休止することを発表。
「2024年にスタートしたばかりなのに…」
現在AirJapanは成田から3路線を運航しており、最終運航日は以下の通り。
■2026年3月28日
◯成田→ソウル(NQ121便)
◯ソウル→成田(NQ122便)
◯成田→バンコク(NQ001便)
◯成田→シンガポール(NQ003便)
■2026年3月29日
◯バンコク→成田(NQ002便)
◯シンガポール→成田(NQ004便)
休止と言うことで今後復活するのか明らかにされていませんが、機材や人材はANAに集約するとのことで事実上AirJapanブランドは消滅といっても間違いなさそうです。
ちなみにエアージャパンはこれまで通りANA国際線の運航を継続するとのこと。
最近だと格安航空会社でシンガポール・チャンギ国際空港を拠点とするジェットスターアジア航空が運航コスト高騰や競争激化などにより2025年7月31日をもって事業を終了していますが、今回のAirJapanの運航休止では決して事業失敗というわけではないようです。
今後ANAグループでは戦略を見直し、FSCはANA、LCCはPeachというデュアルブランドで競争力を強化するようですが、今後の行方が気になるところ。
「もしかするとJALのZIPAIRも…」
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