※2023年8月27日に公開した記事を再編集し、2025年10月9日に再度公開しました。
さあ、ど~もこんにちは! Traife365(とらいふさんろくご)のズーカーです。
「旅行需要の急回復で空港トラブルも増加!」
2023年は旅行需要の急回復で空港では大混雑・システムトラブル・人手不足といった問題が発生するなど順調とは言えませんが、日本各地で賑わいを取り戻しています。
そんな中、ちょっと気になるニュースが1つ。
航空会社からまさかの搭乗拒否!
ある日本人カップルが海外旅行でインドネシアのバリ島に出発しようとしたところ、羽田空港のチェックインカウンターで搭乗拒否されたというニュース。
「理由はパスポート残存有効期間の不足!」
パスポート残存有効期間とは有効期間満了日まで残っている日数のことで、各国では入国の際に必要なパスポート残存有効期間を定めています。
渡航先によって異なりますが、3ヵ月以上または6ヵ月以上が一般的。中には出国時までパスポートが有効であれば問題ないところもあります。
「ちなみにインドネシアでは6ヵ月以上!」
今回のケースでは出発前の確認を忘れていたか、渡航先が定めるパスポート残存有効期間を知らなかった為と考えられます。
航空会社は渡航先で乗客が入国拒否されたら自国や第三国へ送り返す義務があるので、搭乗前にパスポート残存有効期間の不足が発覚したら搭乗拒否するのは当然の対応。
またパスポート残存有効期間を満たしていてもギリギリの場合だと航空会社の独自規定で搭乗拒否の可能性もあるので、ご自身のパスポートを確認して1年未満の場合は更新するのがベスト。
「外務省も早めの切替申請を推奨!」
またパスポート残存有効期間の他に
◯査証(ビザ)の必要有無
◯未使用査証欄の必要ページ
◯旅行者の免税範囲
◯入国時の持ち込み制限
◯法律や習慣
なども重要です。
日本のパスポートは査証(ビザ)なしで渡航できる国が多数ありますが、各国の入国条件は度々変更されることがあるので出発前にあたふたしないよう渡航先の最新情報は必ず確認しましょう。
そんな時は外務省海外安全ホームページで!
外務省では日本人に向けて『海外安全ホームページ』で渡航・滞在に役立つ情報を提供しており、海外ビギナーやエキスパートにもおすすめの情報サイト。
国や地域ごとの最新情報はもちろん、旅の安全に関する基礎知識や滞在中のトラブル回避・対処法をまとめた『海外安全 虎の巻』(PDF版 / 動画版)なども公開しており、今回のパスポート残存有効期間についても注意喚起しています。
この他に情報配信サービスも提供しており、利用者登録をすることでメールやLINEで受信でき、事件・事故・テロ・自然災害といった緊急事態が発生した場合の安否確認や必要な支援も受けることができます。
◯出張や旅行など3ヵ月未満の渡航
→たびレジ(渡航予定がない方でも利用可能)
◯転勤や留学など3ヵ月以上の渡航
→オンライン在留届
さらに外務省公式アプリ『海外安全アプリ』ではプッシュ通知でタイムリーに、そしてGPS機能を利用することで現在地および周辺国・地域の安全情報も確認することができます。
また電波の届かないオフラインでも各国・地域の緊急連絡先を素早く確認できる優れもの。
「なかなかやるぜ、外務省!」
旅行にトラブルは付き物!
これまでの海外旅行では出発前に渡航先の最新情報を確認してきたものの、現地では多くのトラブルや大失敗をしてしまいました。
しかし何も準備せず出発した場合はもっと悲惨な状況になっていたかと思うと、やはり事前の情報収集はとても重要。
そこで外務省が提供する
◯海外安全ホームページ(ウェブサイト)
◯たびレジ(情報配信サービス)
◯オンライン在留届(電子届出&情報配信サービス)
◯海外安全アプリ(スマホ向けアプリ)
で渡航先の最新情報をしっかり確認し、安心安全の楽しい旅行にしたいところ。
今回ニュースとなったカップルはパスポート残存有効期間の不足による搭乗拒否で旅行代金60万円が水の泡となってしまったそうですが、時が経てば2人の素敵な思い出となるはず。
「次は抜かりない準備で!」
それでは皆さんも楽しい海外旅行にいってらっしゃいませ!
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