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2020/04/14

緊急事態宣言から1週間


収まる気配の見えない現状
4月7日に日本政府は緊急事態宣言を発令し、今日で1週間が経過し1日の感染者数は日に日に増加しています。世界で突出した感染者数のアメリカや2番目に多いグループのスペイン、イタリア、ドイツに比べればまだまだ少ないですが、確実に増加ペースは加速しています。海外では都市封鎖や非常事態宣言などによって違反すれば罰則などの法的拘束力がありますが、日本の緊急事態宣言ではそれがない。あくまでお願いベースの協力要請でしかありません。ですので海外から「対応が遅すぎる」「罰則がなく軽すぎる」などの批判や疑問視も出ています。

仮に日本で(お店が営業していたとして)飲み屋やカラオケ、クラブなどでバカ騒ぎしても逮捕ということにはなりません。(社会的制裁は受けるでしょうが…)

3月下旬には東京・上野公園でのお花見風景を海外メディアが取り上げていましたが、自宅待機で外出制限があり違反すると罰則のある海外の人々にはどう映ったのでしょうか?4月14日時点での日本の感染者数でも海外に比べるとまだ少ないですが今後さらなる感染者増となるのか?それとも緩やかな感染者減となるのか?



海外のコロナ対策をついて
日本では法的拘束力のない緊急事態宣言でしたが、海外ではどうでしょうか?

過去にサーフトリップで訪れたことのある”7000以上の島からなる常夏の島国=フィリピン”。新型コロナウィルス感染拡大により3月17日にフィリピン最大の島であり政治・経済で重要な位置を占めている『ルソン島』で外出・移動禁止を発令。
  • 食料品購入の場合を除き原則外出禁止
  • 居住区域以外への移動禁止
外出・移動禁止を発令後、外出する人は激減し多くの企業は操業を休止。しかし4月1日に首都マニラでは食料配給を求めるデモが発生し混乱の様子。当初の予定を延長し4月30日まで続ける決定を発表しました。そんな中ドゥテルテ大統領は今回の措置を破った場合には警官らは射殺も辞さない事態が有り得ると国民に警告し、軍や警察に対し自らの命が脅かされた場合は射殺しろと命令。4月2日にはアグサンデルノルテ州ナシピットで男性に対しマスクの着用を求めたところ刃物を持って検問所の警察官らに襲い掛かったため射殺。


次は”自然の宝庫で世界中のサーファーが集まる人気のサーフトリップ先”中米コスタリカ。3月16日にコスタリカ政府は国家非常事態宣言を発令しました。
  • 外国からの入国禁止(4月30日まで延長)
  • すべての海水浴場の閉鎖
  • 夜間の外出禁止
4月12日までの予定でしたが4月30日まで延長し外国からの入国禁止、すべての海水浴場の閉鎖、夜間の外出禁止などの措置が講じられていますが、プラヤ・エルモサでサーフィンをしていたサーファーに対し警察官が発砲し、3名が逮捕。


フィリピンの場合は男が刃物で襲い掛かった(男性は泥酔)ということですので平時でも射殺される可能性はあったかもしれませんが新型コロナウイルスでの外出・行動規制中にこういった事態になることは日本では想像できません。コスタリカの場合もまさかサーフィン中に発砲されるとは思ってもいなかったでしょう(逮捕後、釈放)。

海外から日本の緊急事態宣言に対し「対応が遅すぎる」「罰則がなく軽すぎる」などの批判や疑問視されていますが、一方日本からするとこういった射殺や発砲のニュースが出るとやり過ぎだと思ってしまいます。日本の対応が甘いのか?それとも海外の対応が厳しすぎるのか?

んー、どちらが正解なのか考えてしまいます。



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