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2026/07/04

【トキエア】約29億円の債務超過で厳しい経営状況「一方で就航予定の延期を繰り返すJCASエアウェイズ!」

さあ、ど~もこんにちは!  Traife365(とらいふさんろくご)のズーカーです。

「まさかスピリット航空のように!?」

新潟空港を拠点にATR72−600(72座席)の小型機で地方都市間を結ぶトキエア。

2024年1月31日に札幌丘珠就航、4月26日に仙台就航、9月27日に名古屋就航で3路線体制を構築し、現在は新潟↔札幌丘珠・新潟↔名古屋・新潟↔神戸・名古屋↔札幌丘珠の4路線を運航しています。

2024年12月には3機目となるATR42−600(46座席)を導入して佐渡にチャーター便を運航するなど、今後はさらに機材を増やして新潟↔佐渡・新潟↔成田・佐渡↔成田の新路線計画も進めています。

そんな中でトキエアが約29億円の債務超過というニュース。

詳しく見てみると6月23日にトキエアの株主総会が開かれ、2026年3月期決算で売上が12億円に対して約24億円の赤字を計上し、債務超過は約29億円に達するなど極めて厳しい経営状況とのこと。

旅客数は前年を上回り、就航率や搭乗率が改善された一方で、燃料費や人件費の高騰で収益を圧迫し、損失に繋がったようです。

現状では機材や路線を増やすにしろパイロット・客室乗務員・整備士の採用や訓練にかかるコストが重くのしかかるので短期的な拡大は難しく、当面は離職防止による人材確保や既存路線の就航率や搭乗率をさらに高めることが現実的な対策と言えそうです。


 ■本業以外の収益も!
座席数が少なく季節変動も大きい為、航空運送事業だけで黒字ラインを維持するのが難しい地域航空会社。

JALやANAといった大手でさえ収益確保が難しい航空業界で鍵となるのが本業以外での稼ぐ力。

特に手荷物・座席指定・物販といった付帯収益、提携会社やカード会社へのマイル販売によるロイヤリティ収益を中心に、整備受託・旅行事業・空港店舗運営なども加われば航空運送事業以外でも安定した収入が確保できます。

一般的に事業の多角化はリスクが高いとされるものの、世界的に低収益という構造的問題を抱える航空業界では航空運送事業だけに依存する方が危険と言われています。

もちろんトキエアがJALやANAのように大規模な事業展開をするのは危険ですが、新潟の特産品や地元企業とのコラボ商品を扱うオンラインショップのような物販事業なら比較的低コストで、本業以外の収益を確保するためにも取り組みやすい領域です。

サカナクションのボーカル・いっくんこと山口一郎さんも"地方公演はチケット販売だけでは黒字化が難しく、グッズ販売が重要"といったようなことを語っており、サカナクションのライブもトキエアも似たような収益構造なのかもしれません。


 ■JCASエアウェイズは再延期!
関西国際空港を拠点に地域航空会社として新規参入を目指すJCASエアウェイズ。

トキエアと同じくATR72−600の小型機を導入し、2026年春に富山空港(富山)と米子空港(鳥取)の2路線から運航を開始する計画でした。

しかしJCASエアウェイズの公式サイトによると6月19日に就航予定時期を2027年に再延期することを発表しています。

延期の理由としては持続的な安全運航体制の構築に向け、計画を総合的に精査した結果としていますが、トキエアと共通する課題が多く、このまま就航できず設立準備会社の段階で終わってしまう可能性も否定できません。

「タイミング悪いよな〜!」

約29億円の債務超過で厳しい経営状況のトキエアと就航予定の延期を繰り返すJCASエアウェイズ。

両社が地域航空会社として飛躍できるのか、今後に注目です。


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