さあ、ど~もこんにちは! Traife365(とらいふさんろくご)のズーカーです。
欧州最大規模のネットワークを展開するアイルランドの『ライアンエア』。
2026年5月2日に全便運航停止と事業閉鎖手続きの開始(経営破綻)を発表したスピリット航空と同じULCC(超格安航空会社)に分類され、郊外にある着陸料の安い二次空港を利用するなど世界最安レベルの運賃を実現した航空会社です。
そんなライアンエアで離陸直後に窓ガラスが破損するというニュース。
「飛行中に窓ガラスが粉々…、マジ怖ぇ!」
事故があったのはギリシャ・テッサロニキ空港からドイツ・メミンゲン空港に向かうライアンエアFR1879便(ボーイング737−800型機)で、現地時間7月10日の早朝に離陸直後の北マケドニア共和国上空で客室窓が破損したというもの。
窓側席にいた乗客はシートベルトをしていたものの、頭や肩など体の一部が機外に吸い出され、周囲の乗客が機内に引き戻したとのこと。
SNSには事故直後に撮影されたとみられる動画が投稿されており、客室窓の周辺が大きく破損し、天井からは酸素マスクがぶら下がっている様子が映し出されていました。
旅客機の客室窓はガラス製ではなくアクリル樹脂3層構造で、
◯アウターペイン(外側パネル)
・圧力保持層
・厚みは約6mm〜約12mm(機種により異なる)
◯ミドルペイン(中間パネル)
・圧力保持層
・厚みは約4mm〜約5mm(機種により異なる)
◯インナーペイン(内側パネル)
・傷防止の保護カバー
・厚さは約1.5mm〜約2mm
・圧力保持性能なし
通常時の主圧力保持層がアウターペイン(外側パネル)、アウターペイン破損時はミドルペインが主圧力保持層(フェイルセーフ)となり、この2層で機内の圧力を保持をしています。
今回の窓破損事故では乗客の頭や肩など体の一部が外に出たということでアウターペイン・ミドルペイン・インナーペインの3層すべてが破損したと考えられます。
ライアンエアは超格安航空会社のため徹底したコスト削減を行っていますが、1985年の運航開始以来(1990年代前半にLCCに転換)、乗客の死亡事故は一度も起こしておらず、国際的な統計データでも世界で最も安全な航空会社の1つとして評価されています。
「超格安航空会社=危険ではない!」
ただし乗客の死亡事故ゼロとはいえ、過去にはオーバーランや着陸失敗の重大事故を起こしており、今回の窓破損事故についても原因究明に大きな注目が集まりそうです。
皆さんも旅行や出張で飛行機を利用する際は常にシートベルト着用を心がけ、安心で快適な空の旅へいってらっしゃいませ!
関連記事→
おすすめ記事→
こちらの記事も→