Appleは”2020年度のMacの売り上げが前年度比11%増の伸び”と発表。その多くは『MacBook Pro』のようです。
たしかにカフェではMacユーザーが多いですね。(特に学生、20代、30代)
そして先日発売されたiPhone 12も好調のようで、PC、スマホ、タブレットはAppleといっても過言ではないようです。
コロナ禍で航空業界、飲食業界を中心にさまざまな業界が厳しい状況ですが、在宅勤務によるPCの需要があるとはいえ、Appleは『全方位敵なし』といった感じでしょうか?
そして11月に開催されるイベントで、MacBook AirとMacBook ProにAppleシリコンが搭載されるという噂もあり、これは気になるところ。
好調のApple。イベントでの発表が待ち遠しい…
Appleシリコンとは?
現在Apple製PCであるMacは2004年よりWindows PCでお馴染みのIntel製CPU(CISC型)を採用していましたが、今後Appleが設計したCPU=Appleシリコンを搭載するようです。
AppleシリコンはARMアーキテクチャを採用したCPU(RISC型)で、英ARM社のCPUの基本設計を元にAppleが独自開発したもの。英ARM社はかつてソフトバンクが買収した企業で、RISC型CPUを設計する会社。スマートフォン向けSoC(CPU)に採用されています。(現在は米NVIDIAが買収)
英ARMは今後さまざまな分野・製品で覇権を握る可能性のある会社だけに、ソフトバンクの英ARM売却はもったいないように思いますが、当のソフトバンクは投資先の経営不振により大赤字。有望な資産を手放すことに…。
携帯キャリア、通信会社の『ソフトバンク』は昔の話で、現在では投資会社化した『ソフトバンク』。大幅な事業拡大はメリットは大きいと思いますが、同時にリスクも大きい気がします。
「博打的要素が強いな…」。(そんな経営者はいないと思いますが)
クセのあるARM版Windows PC
今後MacにAppleシリコン(ARMアーキテクチャを採用したCPU)を搭載するようですが、すでにWindows PCには『Snapdragon 835』(当時の高性能SoC=CPU)を搭載したARM版Windows PCを発表しています。しかし動作がモッサリの上に64bitアプリには対応せず、評価はイマイチ。
その後MicroSoftとQualcommで共同開発したSoC=CPU『Microsoft SQ1』『Microsoft SQ2』を搭載、64bitアプリ対応など改良をしてきましたが、今現在でもパッとしない模様。
MicrosoftはこれまでモバイルOC(スマホ用OS)に『Windows Mobile』『Windows Phone』を開発してきましたが、ことごとく失敗。
あっ、そういえばARM版Windowsとして2012年に『Windows RT』なんてOSを発表して失敗してたな… (ということは2度目の挑戦ですね)
このあたりAppleはどのように仕上げてくるのか注目ですね。まさかMicrosoftのように「やっぱり上手くいかない!!」なんてことに…。
まっ、そんなことないと思いますがね。
0 件のコメント:
コメントを投稿