さあ、どうも! こんにちは!! Traife365の『ズーカー』です。
新型コロナウイルス感染拡大の影響をもろに受ける航空業界。そしてGO TO トラベルの停止や長引く緊急事態宣言の中、航空各社は生き残りをかけて動き出しています。
5月14日に『AIRDO(エアドゥ)』と『ソラシドエア』の国内航空2社が共同持ち株会社方式による経営統合を検討していると報じられました。これに対し「当社が決定・発表したものではない」とそれぞれ声明を発表しましたが、航空各社苦しい状況の中で今回の経営統合が噂される2社に共通点が多数あり、個人的にはあり得ない話ではないように思います。
- 『AIRDO(エアドゥ)』
北海道札幌に本社を置き北海道を中心とした路線を展開する国内航空会社 - 『ソラシドエア』
宮崎県宮崎市に本社を置き九州を中心とした路線を展開する国内航空会社
『AIRDO(エアドゥ)』『ソラシドエア』共にMCC(ミドルコストキャリア)と呼ばれる中堅航空会社で、JALやANAなどのFSC(フルサービスキャリア)とLCC(ローコストキャリア)の中間的存在。
「FSC(フルサービスキャリア)より安い運賃でLCC(ローコストキャリア)よりサービスが良い」
といったようなイメージの航空会社でしょうか。
そして両社とも過去に経営が行き詰まりANAがそれぞれ十数%の株式を保有、またコードシェア便を運航するなどANAとの繋がりがあります。ANAにとっては今回報じられた『AIRDO(エアドゥ)』と『ソラシドエア』の経営統合は都合が良いのかもしれません。
この他にもJALが中国の春秋航空が出資する日本のLCC『春秋航空日本』を連結子会社化すると発表しました。JALも生き残りをかけて動き出します。
また個人的に気になったことは航空会社『スカイマーク』佐山展生会長の突然の退任。
2015年1月に民事再生手続きを申請し、9月に佐山展生氏が代表取締役に就任、その後業績を回復し黒字化、2020年までに再上場を目指し精力的な活躍をみせていましたが新型コロナウイルス感染拡大の影響で目標を果たせず退任。
スカイマークは国内線中心で新型コロナウイルスの影響はJALやANAに比べ少ないとされていましたが、この状況が長引くことで流れが変わり、そして佐山展生会長の退任。スカイマークも再編の流れに飲み込まれてしまいそうです。
それにしても突然の退任ってなんだったのでしょうか。「一身上の都合」ということですが何か重大な病なのか? それとも何かしらの経営責任を問われたのか? 気になってしまいます。
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