自宅はもちろん機内や電車内など様々な場所で発生するモバイルバッテリーの発火事故。
日本国内では2019年2月から販売時のPSEマークの表示義務、2025年7月から機内の取り扱いルール変更、2026年4月からメーカーに廃棄時の回収義務など様々な規制が強化されています。
しかし、ここ数年では外出先での充電ニーズの拡大、安価な粗悪品の流通、誤った使用や廃棄が要因でモバイルバッテリー関連の火災事故が増加傾向。
そんな中、走行中の成田エクスプレス車内でモバイルバッテリーから煙が出る事故が発生というニュース。
成田エクスプレス(通称ネックス)はJR東日本が運行する成田空港と首都圏の主要都市を結ぶ特急電車で、東京駅を堺に2つのルートがあります。
◯新宿方面ルート(成田空港駅↔新宿駅)
◯横浜方面ルート(成田空港駅↔大船駅)
※2025年9月現在
事故が発生したのは成田空港駅から東京方面に向かって走行中の成田エクスプレス車内で、9月26日午後6時15分頃にモバイルバッテリーから煙が出ていると119番通報があったとこのことです。
煙が出たモバイルバッテリーは乗客が車内の消火器で初期消火をして市川駅(千葉)で緊急停車し、怪我人はなし。
原因は外国籍男性が2年前に購入したメーカー不明のモバイルバッテリーのようで、いくら日本国内で規制を強化しても海外から持ち込まれるモバイルバッテリーについてはお手上げ状態。
最近では中国でAnker・ROMOSS・シャオミのモバイルバッテリーが大規模リコールで自主回収するなど大手メーカー製品でも安心できません。
「一体どのメーカーを選べば…」
となると対策は発火の危険性が低いとされるエレコムのナトリウムイオンモバイルバッテリーしかないのかな?
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