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2020/12/04

【中国】43万円電気自動車(EV)がバカ売れの上汽GM五菱『宏光ミニEV』


さあ、どうも! こんにちは!! Traife365の『ズーカー』です。


新型コロナウイルスの影響により外出自粛や自動車メーカー各社減産などで日本の新車販売は落ち込んでいましたが緊急事態宣言解除以降、徐々に持ち直しトヨタやホンダは10月単月で過去最高を更新しました(主に海外が牽引)。


このようなコロナ禍でもイケイケの自動車業界。そこで今回は『自動車』について書いていこうと思います。


最近ではトヨタ『プリウス』を始めとするハイブリッド車(HV)、日産『リーフ』を始めとする電気自動車(EV)、トヨタ『ミライ』を始めとする燃料電池車(FCV)など、地球環境に配慮した自動車が一般的になりましたが、ここまでの道のりは平坦ではなく世界初量産ハイブリッド車として『プリウス(初代)』が登場してから実に20年近く。


うーん、20年と聞くと「日本のエコカーの歴史を感じますなぁ」。


まっ、エコカーが本当に地球環境に良いのかについて個人的には懐疑的な見方ですけど…。



中国から思わぬ刺客が…
日本で「エコカーだぁ!!」、「プリウスだぁ!!」といっている間に、中国ではわずか43万円の電気自動車がバカ売れのようです。


中国の自動車メーカー『上汽GM五菱』が7月に発売した小型EV=宏光MINIEV(宏光ミニEV)が20日間で1万5,000台、9月の販売では2万台と好調で、性能は? というと1回の充電で120㎞~170㎞(グレードによる)で外観は日本の軽自動車より少し小さいサイズ。


遠出はできそうにありませんが、43万円で日常の足と考えれば十分なのかもしれません。


この『上汽GM五菱』というメーカーは2002年に設立されたGM(米国)、上海汽車(中国)、五菱集団(中国)の3社による合弁会社で、(失礼ですけど)しっかりした自動車メーカーであると思われます。


「えー、中国製?」、「大丈夫かよ」と考えてしまいますが侮れません。


米国が恐れるHUAWEI(ファーウェイ)のように…。


一時、販売台数でApple(米)やサムスン(韓)を追い抜き、世界トップクラスの企業に躍進した中国のスマホメーカー=HUAWEI(ファーウェイ)。HUAWEIがスマホを発売した当初、「中国製のスマホなんて」と思いましたが、着実に力をつけてスマホの品質、性能はトップレベル。


またスマホだけでなく、次世代通信の5Gネットワークでも覇権を握るHUAWEI。


ただ一部ではHUAWEI製スマホによる個人データの抜き取り、4G・5Gネットワークでの通信傍受などのリスクが囁かれ、ついに米国の制裁発動まで発展しました。


このように成長著しい中国メーカーが今後、ガソリン車やハイブリッド車でトップを走るトヨタやVW(独)のような自動車大手を引きずり下ろす可能性も十分あると思います。なんといっても中国では電気自動車(EV)メーカーが大小含め数百社あるといわれていますので…。


今後、電気自動車(EV)の競争がより一層過熱しそうです。


競争に熱が入ることは良いことですが、電気自動車のバッテリーの熱(発火、爆発)は絶対に止めてくださいね。

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