※2019年9月30日に公開したものを再編集し、2023年7月7日に再度公開しました。
さあ、ど~もこんにちは! Traife365(とらいふさんろくご)のズーカーです。
この度マレーシアサーフトリップを予定しているズーカー。
海外に行くにはどうしても必要な航空券ですが、実際にはこれまでの海外旅行で航空券の内訳を気にしたことがなく『航空券=請求金額』としてしか見ていませんでした。もちろん航空券には燃油サーチャージや空港使用料・各種税金が含まれていることは知っていますが、全体のどれほどを占めているのかを知るため、今回は旅行代理店に航空券の詳しい内訳を出して頂きました。
まずマレーシアサーフトリップで購入予定の航空券は
往路
・成田(日本)→ホーチミン(ベトナム経由)→クアラルンプール(マレーシア)
復路
・チャンギ(シンガポール)→ホーチミン(ベトナム経由)→成田(日本)
の乗り継ぎ便で、利用する航空会社はベトナム航空。(往路の到着地と復路の出発地が違うのはマレーシアでサーフトリップ後に陸路でシンガポールに入国し、観光してから日本に帰る日程のためです)
そして実際に旅行代理店から頂いた航空券(往復)の内訳は
・航空券 18,000円
・国内空港使用料 2,610円
・海外空港諸税等 4,910円
・空港保険料・燃油 12,880円
・合計38,400円
「航空券自体はめっちゃ安っ! こんなもん?」
ここからさらに詳しくみていきます!
普段なら航空券=請求金額(今回は38,400円)という部分しか見ていませんでしたが、内訳には航空券の他に
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普段なら航空券=請求金額(今回は38,400円)という部分しか見ていませんでしたが、内訳には航空券の他に
・空港使用料
・海外空港諸税等
・空港保険料・燃油
・海外空港諸税等
・空港保険料・燃油
があり、この3つをさらに詳しく調べてみます。
航空券の内訳を詳しく調べて分かったこと
今回のケースでは請求金額38,400円に対して燃油代・諸税が20,400円と全体の半分以上を占め、結果として燃油代・諸税が思っていたよりも高くて航空券自体はとても安いことが分かりました。ただし、これは乗り継ぎ便の場合であって直行便は別。
国内空港使用料
成田空港の国際線を出発する場合、
・国内空港使用料2,090円
・国内旅客保安サービス料520円
成田空港の国際線を出発する場合、
・国内空港使用料2,090円
・国内旅客保安サービス料520円
・合計2,610円
海外空港諸税等
今回のケースでは成田空港(日本)、タンソンニャット空港(ベトナム)、クアラルンプール空港(マレーシア)、チャンギ空港(シンガポール)の4つの空港を使用するので、
・国際観光旅客税1,000円(日本)
・空港開発税850円(シンガポール)
・旅客保安サービス料2,580円(シンガポール)
・航空税480円(シンガポール)
海外空港諸税等
今回のケースでは成田空港(日本)、タンソンニャット空港(ベトナム)、クアラルンプール空港(マレーシア)、チャンギ空港(シンガポール)の4つの空港を使用するので、
・国際観光旅客税1,000円(日本)
・空港開発税850円(シンガポール)
・旅客保安サービス料2,580円(シンガポール)
・航空税480円(シンガポール)
・合計4,910円
ちなみにタンソンニャット空港(ベトナム)は24時間以内の乗り継ぎは不要で、クアラルンプール空港(マレーシア)も到着時は不要です。
空港保険料・燃油
ベトナム航空公式ウェブサイトでは2019年6月から片道で、
日本出発(ベトナムまでの区間)
・燃油サーチャージ 2,800円
空港保険料・燃油
ベトナム航空公式ウェブサイトでは2019年6月から片道で、
日本出発(ベトナムまでの区間)
・燃油サーチャージ 2,800円
・航空保険料470円
・燃油サーチャージ24USドル
・航空保険料4USドル
・燃油サーチャージ24USドル
・航空保険料4USドル
で往復の燃油サーチャージと航空保険料は合計12,880円。ちなみに日本出発の場合は円建て、海外出発の場合はドル建てのようです。
航空券の内訳を詳しく調べて分かったこと
今回のケースでは請求金額38,400円に対して燃油代・諸税が20,400円と全体の半分以上を占め、結果として燃油代・諸税が思っていたよりも高くて航空券自体はとても安いことが分かりました。ただし、これは乗り継ぎ便の場合であって直行便は別。
というのも航空券は電車やバスといった交通機関のように距離に応じた値段ではなく、需要に応じた値段で決められていること。多くの搭乗客は移動時間の長さやロストバゲージ、乗り遅れなどの心配がある乗り継ぎ便を避け、最短で目的地に着く直行便を利用したいところなので当然、直行便は乗り継ぎ便に比べると高くなってしまいます。
またアジア各国の空港使用料や出国税について調べてみるとここ数年で値上げが続き、新たに出国税を導入した国やこれから出国税の導入を検討している国もあるので今後空港使用料や出国税などの諸税は増えていくと思われます。
航空会社のキャンペーンには要注意
個人的に『TRAICY』(トライシー)という旅行情報サイトを利用して情報収集をしていて、こちらのサイトに各航空会社のキャンペーン情報が掲載されています。かなりお得な航空券情報がありますが、航空会社によって航空券に『燃油・諸税別』や『燃油・諸税込み』があるので要注意。
ある航空会社は『片道○○円セール(燃油・諸税別)』というキャンペーンを実施していて、予約ページまで進むと総額がキャンペーンで謳っているほどインパクトがなくてガッカリすることがあります。しかし今回のように航空券の内訳を詳しく調べて色々知ることができたので、これも旅行の醍醐味かもしれません。皆さんも旅行前に予約した航空券の内訳を調べてみては?
それでは楽しく素敵な空の旅へ!
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