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「太陽放射が原因で大規模欠航!」
欧州航空機メーカー・エアバスのA320シリーズでソフトウェアの不具合が見つかり、システムのアップデート作業が必要なため11月29日に大規模な欠航が発生したANA。
国内線95便が欠航し、約1万3000人に影響が出たということで羽田空港第2ターミナルに設けられた欠航専用カウンターには長蛇の列ができていたようです。
この不具合は10月30日に米ジェットブルー航空のA320がメキシコ湾上空で突然急降下したことで発覚し、調査の結果は太陽放射による飛行制御データの破損が原因と判明。
上空を飛行する機体は地上よりも太陽放射(電磁波)の影響を受けるため、様々な対策をしているものの完全には防ぎきれず、データ破損や一時的な誤作動を引き起こすソフトエラーという現象が発生してしまうようです。
「太陽放射は恐るべし!」
アップデート作業は1機あたり4時間ほど掛かり、A320シリーズの中で特定のソフトウェアバージョンを搭載している対象の機体が37機あったということでANAでは大規模な欠航が発生してしまいましたが、スターフライヤー・ピーチ・ジェットスタージャパンでは比較的数が少ないことや迅速な対応で影響はなかったようです。
「ANAだけ直撃…」
海外では発表から24時間以内に旧バージョンに戻す対応で欠航や遅延を回避したところもあれば旧型機を多く保有する航空会社ではハードウェア交換が必要で長期間欠航する場合があるなど影響は様々。
最近ではソフトウェアや電子制御系の問題が増加傾向のようで、エアバスに限らずボーイングでも同様のトラブルや事故が発生しているので、今後は航空会社も整備体制の強化や迅速な対応が求められそうです。
「旅行中の遅延や欠航は嫌だな〜」
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