※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

[PR]イオンコンパストラベルモール

最新の投稿

[カテゴリの選択]

2025/10/15

【デルタ航空】成田到着の乗客が拳銃と実弾を持ち込み「米国の保安検査はどうなってる?」

※2019年1月20日に公開した記事を再編集し、2025年10月15日に再度公開しました。

さあ、ど~もこんにちは!  Traife365(とらいふさんろくご)のズーカーです。

「乗客が機内に拳銃と実弾を持ち込みだと!?」

1月3日に成田空港に到着したデルタ航空の機内で乗客が拳銃と実弾を持ち込んだというニュース。

旅行やビジネスで航空便を利用する方には驚きのニュースですが、事件は米アトランタ発のデルタ航空295便で発生。

米国籍の女性客はハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港で拳銃と実弾を所持したまま保安検査を通過し、成田空港に到着後、客室乗務員に申告したことで発覚。

「米国の保安検査はそんなに甘いのか?」

ちなみに米国籍の女性は日本への入国が許可されず、成田空港から帰国させられたとのこと。

今回の事件は間違えて持ち込んだとのことですが、テロやハイジャック目的だったらと考えるとゾッとしてしまいます。


 ■飛行中の機内で適用される法律は?
機内では安全運航を脅かす行為や暴行・脅迫・窃盗・痴漢・盗撮など一般的な法律で禁止されている犯罪は厳しく処罰されます。

しかし国際線では自国の領空・国際空域・他国の領空を飛行するため、どの国の法律が適用されるのか気になるところ。

ということで調べてみると民間航空機の機内では『航空機内で行われた犯罪その他ある種の行為に関する条約』という国際的なルールがあり、原則として航空機が登録されている国の法律が適用されます。

しかし他国の領空では領空国が管轄権を主張することもあり、最終的にどの国の法律が適用されるかは犯罪の種類・飛行中の空域・着陸地など状況によって変わるなど複雑なようです。

「う〜ん、難しい…」

また機内では犯罪が発生した場合に対象者を
 ◯飛行機から降ろす
 ◯拘束する
 ◯当局へ引き渡す

といった権限が機長にあり、緊急時では乗務員や乗客にも機長の承認なく必要措置を取ることができるようです。

「地上であれ上空であれ犯罪はいかんな!」


 ■保安検査で思い出すことが…
今回のニュースで思い出すのは2015年末のフィリピンサーフトリップ。

この頃のマニラ空港では空港職員による恐喝事件が横行しており、乗客の荷物に実弾をこっそり忍ばせ、保安検査で荷物に違法なもの(実弾)があるとして見逃す代わりに現金を要求するという手口。

「要求額は日本円で約5万~10万円ほど!」

2015年は発覚しただけで30件近くにのぼり、要求を拒否して逮捕された中には日本人もいたようです。

もちろん当時はマニラ空港の恐喝事件を知っていたので対策すれば大丈夫だろうという軽い気持ちでフィリピンサーフトリップを決行。

出発前に空港のラッピングサービスで荷物をぐるぐる巻きにする対策が紹介されており、自分なりの方法でゴミ袋・梱包用テープ・ボイスレコーダーを準備。

しかし成田空港やマニラ空港では荷物をラッピングしている乗客はあまりおらず、結局使ったのは入国審査でのボイスレコーダーのみ。

「何もなくて良かった〜!」

この恐喝事件に関わったマニラ空港職員は停職となり、逮捕された乗客の中には長期勾留された方もいたようなので、日本人の感覚だとあまりにも軽い処分。

今回の米国籍女性の拳銃持ち込みもマニラ空港の恐喝事件も保安検査官が関わる事件ということで、危険物の見逃しや不正行為がないようにしっかりお願いしたいところです。

関連記事→


0 件のコメント:

コメントを投稿

[PR]ニーズツアー(エアトリ)