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2019/01/20

米デルタ航空 機内に乗客が拳銃持ち込み


ちょっとあり得ません!!
デルタ航空 アメリカ・アトランタ発成田行きの機内で、アメリカ人女性が拳銃と実弾を持ち込んだようです。

「えっ?機内に拳銃?アメリカの保安検査はそんなに甘いのか?」と皆さん思ってしまいますよね。もちろん稀なケースだと思いますが、持ち込んだ人がテロやハイジャックをしようとするテロリストや犯罪者でなくてよかったです。万が一、日本や日本上空でテロ行為が発生する可能性だってあるのですから…



先月も同様の事件がありました
アメリカン航空の副操縦士がバックの中にライフル銃の実弾を所持していたことが成田空港の保安検査で発覚。ということはアメリカでの保安検査でスルーして日本行きのフライトをし、そして日本から再びアメリカへ帰る際の成田の保安検査まで持っていたということですよね。

正直怖いですよ!! 拳銃はないとはいえ実弾持った一般人が日本国内をウロウロしていたかと思うと。



その後どうなったかというと?
  • デルタ航空の件は、拳銃と実弾を持ち込んだアメリカ人女性は日本への入国が許可されずそのままアメリカへ帰国。
  • アメリカン航空の件は、副操縦士は日本の警察が実弾没収、任意の事情聴取後予定通りのフライトで帰国。


飛行中の犯罪、法律はどうなっているのか?
今回のデルタ航空の出来事は、拳銃を持った乗客がいて飛行中に何か事件を起こしたわけではないですが、仮に飛行中に拳銃所持が発覚した場合や暴行、傷害等犯罪行為をした場合について調べてみました。

飛行中の法律について離陸から着陸まで特別なルールがあるようです。『航空機内で行われた犯罪、その他ある種の行為に関する条約』というものがあり、航空会社がある国のほとんどが加盟。

機内では犯罪行為や迷惑行為の対象者を
  • 飛行機から降ろす
  • 拘束する
  • 当局へ引き渡す
などの必要な措置の権限が機長にあるようです。また緊急時では乗務員や乗客にも機長の承認なく必要措置をとることができるようです。そして機内の犯罪行為は航空機の登録国に管轄があるのが原則(航空機が日本登録であれば日本の法律)。そして飛行中は属地主義の原則でその時の飛行中の国の法律が適用されることもあるようです。複雑ですね。



保安検査の見逃しで思い出すことが…
2015年の年末に行ったサーフトリップ。場所は人情にあふれ、そして熱気に包まれた国フィリピン。この頃フィリピンではマニラ空港職員による恐喝事件が横行。手口は空港職員が故意に乗客の荷物に実弾を押し込み、保安検査であるX線検査後に「荷物に違法なもの(実弾)がある」として見逃す代わりに現金を要求するというもの。要求金額は日本円で約5万~10万円ほど。発覚しただけでも2015年は30件近くに上る。

支払いを拒否した場合は摘発される。この中には日本人もいて逮捕、書類送検され罰金刑。もちろん航空券を買う前にこの恐喝事件を知っていましたので「対策を考えていけば大丈夫だろう」と思い、フィリピンサーフトリップを強行しました。(フィリピン行きのチケット安かったので)

事前の対策としては空港のラッピングサービスを利用すること(フィリピン入国時出国時も)。つまり荷物をラップでぐるぐる巻きにして防ぐ。実際マニラ空港ではラッピングしている方はあまりいませんでした。ちなみに私は事前にゴミ袋を購入して、荷物をその中に入れ、梱包用のテープでぐるぐる巻きにしていく準備はしていましたが、フィリピン入国時も出国時も何もしませんでした。ただ空港内は念のためボイスレコーダーはONにしたまま。何もなかったので良かったのですが…。

この恐喝事件に関わった職員は停職処分。「それだけ?」と思ってしまう。中には長期勾留された人もいるようですが日本じゃ考えられません。

今回のアメリカ人女性の拳銃持ち込み も フィリピンの実弾恐喝事件も共に空港検査官が関わる重要な業務。

危険物見逃しや不正行為が無いよう、しっかりお願いしたいところです。


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