さあ、ど~もこんにちは! Traife365(とらいふさんろくご)のズーカーです。
「インドネシアもスリランカの二の舞い!?」
2023年10月2日に開業したインドネシア高速鉄道。
中国の技術と資金援助によって建設され、ジャカルタ首都特別州東ジャカルタ市・ハリム駅と西ジャワ州バンドン県・テガルアール駅を結ぶ約140kmの区間を所要時間46分で運行します。
最終的には第2の都市・東ジャワ州スラバヤまで延伸する計画ですが、開業からわずか2年で深刻な赤字というニュース。
「まだ一部区間だけなのに…」
というのも当初約60億ドルと見込まれていた建設費が約72億ドルに膨れ上がり、超過分は中国開発銀行から高金利の追加融資で賄われ、運賃収入も想定を下回る乗客数で伸びず、走れば走るほど大赤字の状態。
このままでは債務返済で国費を投入する可能性もあり、返済できない場合はスリランカのハンバントタ港のように運営権が中国企業にすべて持っていかれるかも…。
インドネシア政府は高速鉄道建設で事業が失敗しても損失を補填したり、借金を肩代わりしない形で中国案を採用しましたが、結局のところ借金漬けになりそうです。
ちなみに債務不履行の可能性を避けるため中国側と債務再編交渉をしてようです。
「きっと日本案を採用してれば、こんなことには…」
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