※2019年1月6日に公開した記事を再編集し、2024年7月5日に再度公開しました。
さあ、ど~もこんにちは! Traife365(とらいふさんろくご)のズーカーです。
「海外旅行で新たな出費が…」
2019年1月7日から開始の国際観光旅客税。具体的には日本から船舶や航空機で出国する際に全ての旅客に対して1000円が課税されるというもので出国税とも呼ばれています。
2015年7月1日から開始した1億円以上の対象資産を持つ者が国外に転出する際に課税される国外転出時課税制度も出国税と呼ばれていますが、今回の国際観光旅客税は海外旅行版出国税といったところ。
この国際観光旅客税は港や空港で旅客が直接支払うわけではなく、特別徴収義務者である船舶や航空会社がオンチケット方式で乗船券や航空券を購入する際に一緒に徴収します。航空券の場合は渡航先によって違うものの空港税、出入国税、保安サービス料、燃料サーチャージなどもオンチケット方式で徴収され、今回の国際観光旅客税の開始で利用者にとっては負担増。
オンチケット方式は利用者にとって煩わしさがないものの、実際の負担分がわかりにくくなるのもデメリット…。
身近にある分かりにくいものといえば!
自動車を利用する方にとって最も気になるガソリン価格。レギュラーガソリンは1リッター130円~150円ほどですが、本体価格にガソリン税や石油税などが課税され、さらにはここに消費税が加わるので購入価格の4割が税金で占めています。
「そんなに税金が…」
しかもガソリン税や石油税にまで消費税がかかる二重課税。
ガソリンだけでなくジェット燃料にも航空機燃料税がかかるので飛行機を利用する旅行者も間接的に負担していると言えそうです。
「あっちもこっちも税金でなんだかな〜」
今回の国際観光旅客税をざっくり計算してみると
観光庁の2017年のデータで計算してみると訪日外国人は2869万人で全員日本を出国したとすると約286億円、そして2017年の日本人出国者数は1789万人で約178億円となり、合計で約464億円。
ガソリンだけでなくジェット燃料にも航空機燃料税がかかるので飛行機を利用する旅行者も間接的に負担していると言えそうです。
「あっちもこっちも税金でなんだかな〜」
今回の国際観光旅客税をざっくり計算してみると
観光庁の2017年のデータで計算してみると訪日外国人は2869万人で全員日本を出国したとすると約286億円、そして2017年の日本人出国者数は1789万人で約178億円となり、合計で約464億円。
ちなみに訪日外国人も日本人出国者数も年々増加しているので2019年はかなりの税収が見込まれます。気になる使い道はというと訪日外国人の受け入れ環境を整備するのに使われるようですが、日本出国1回につき1000円は妥当なのか気になるところです。
「毎年数百億円規模の税収…」
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