キャッシュレス還元
10月に消費税10%がスタートしました。
この増税によって消費が落ち込むかと思いきや、期間限定(9か月間)ではありますがキャッシュレス還元なるものがあり、スマホ決済や電子マネー、クレジットカードで支払うと2%~5%の還元が受けられます。またキャッシュレス決済会社によっては、独自にポイントを上乗せするなど各社の熾烈な争いが…。
お金の管理が甘い私:ズーカーは結果的に『現金より使いすぎてしまう』ということに繋がりかねません。でもこれでキャッシュレス化が進み、国内消費が刺激され、景気回復に繋がればいいのですが…。
海外旅行の影響は?
旅行を計画しているズーカーは、増税前に航空チケットやホテル予約をするか、しないかで悩んでいました。候補はありますが「行先も日程も決めていないのに焦って予約するのも嫌だ」と思いながら、10月の増税を迎えました。
海外旅行ではお手頃なプランで数万円~10万円台、ちょっと豪華に20万円台、優雅な旅行で50万、100万円オーバーなどさまざま。金額が大きくなるほど、増税分を実感してきます。
そもそも海外のサービスに消費税はいるの?
ホテル予約サイトで検索しているとマレーシア(行先候補)では2017年9月から外国人観光客に対して宿泊税(一泊一部屋 10リンギット)が課税されます。日本円で約300円。
「んん? 待てよ、海外のサービスに現地で課税されて日本で消費税支払うのか?」というところから始まりました。
調べてみると、
- 海外航空チケットの運賃は国際輸送に該当し免税
- 国内線は課税対象ですが、条件付きで免税
海外旅行で消費税がかかるのは、
- 国内空港使用料
- 旅客保安サービス料
そもそも悩む必要なし
結果からいうと、海外旅行には消費税はかからない(一部のみ)ので、この1ヵ月は無駄な悩みでした。むしろ増税後の方が、キャッシュレス還元でお得だったのかもしれません(少しだけですが)。
今回のことで『知る』ということの大切さを実感しました。まさか、かからない消費税に悩むとは…。
ちょっとマメ知識
ちなみに行先候補であるマレーシアでは2018年に消費税(6%)が廃止になりました。日本のように増税が繰り返されていますが、マレーシアのように廃止する国もあります。
しかしここで話が終わりではなく、マレーシアでは消費税廃止の代わりにSSTという売り上げ・サービス税が導入されています。
「結局また元に戻るのか!」とツッコミたくなりますが、消費者の負担は消費税廃止後の方が減っているようです。
どの国でも税金は逃れられないのですね。
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