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2021/02/03

【楽天モバイル】Rakuten UN-LIMIT VIはユーザーにとって嬉しいが、ビジネスとして成り立つのか?


さあ、どうも! こんにちは!! Traife365の『ズーカー』です。


楽天モバイルは1月29日にdocomo、au、ソフトバンクの大手キャリアの新プランに対抗し
  • 0~1GB →    無料
  • 1~3GB →    ¥1,078(税込み)
  • 3~20GB →  ¥2,178 (税込み)
  • 20GB~ →    ¥3,278(税込み)
    (製品代、オプション料、通話料等は別)
という、インパクトのある新プラン『Rakuten UN-LIMIT VI』を発表しました(2021年4月1日より開始)。


この発表後にズーカーは楽天モバイルに申し込み、まもなく楽天デビュー。


まだ楽天モバイルの回線を使っていないので、回線の品質や提供エリアについて何も言えませんが、プラン内容だけを見ればdocomoやauなどの大手キャリアの新プランや低価格で携帯電話サービスを提供するMVNO(格安SIM)よりも魅力的。


ユーザーにとって携帯キャリアによる低価格競争で月々のスマホ料金を抑えられるのはとても嬉しいのですが、楽天モバイルの『Rakuten UN-LIMIT VI』はビジネスとして成り立つのでしょうか?


なんといっても、このプランの目玉は『1GBまで無料』、データ量に応じて段階的な料金、そして300万名限定の『1年無料キャンペーン』。


この『1年無料キャンペーン』は契約から1年間は例え20GB以上のデータ利用でも無料。


そう! 1年間は無料なのです。




こんな大盤振る舞いをして大丈夫なのでしょうか? 
楽天モバイルが2020年4月に『Rakuten UN-LIMIT V』(旧プランはV、新プランはVI)の2980円使い放題でスタート。このプランで2020年末に200万人を突破。


そして2021年4月1日スタートの新プラン『VI』により、旧プラン『V』契約のユーザーも自動アップデートされるので4段階制料金へ移行。


初期に契約した旧プラン『V』ユーザーは、1年無料キャンペーンの終了で2021年4月から月額料金が発生し収益を生むはずが、新プラン『VI』の4段階制料金により極端な話をすると最初の1年は無料キャンペーンで0円、そして1年後からは1GBまでなら無料なので0円(製品代、オプション料、通話料等は別)が可能になりました。


維持費ゼロですね。


まだ『1年無料キャンペーン』があるので、今契約しても収益を生むのは1年後で、その後も1GBしか使わなければ引き続き0円、あるいはエリア拡大が進まなかったり回線品質が悪いと1年後に解約というパターンも。


よく聞く「居酒屋でビール1杯目は無料というサービスをして、本当にお客が全員1杯で帰ったら成り立たない」という話に似ている。


楽天モバイルはこういった状況をどの程度想定しているのでしょうか? 想定内なら良いですが想定外だと破綻の可能性もあり得ます。


それとも他のカラクリがあるのでしょうか?


一番困るのは携帯キャリアが価格競争で体力を消耗すること。これから本格的に5Gサービスが提供されますが、5Gや次のネットワークの技術開発資金を価格競争激化で確保できるのか気になります。


5Gの開発で出遅れたといわれる日本。


ユーザーとしてはスマホ料金が安いことは嬉しいですが、技術開発で出遅れるのは日本にとって良いことなのか? 考えてしまいます。


「なんだかなぁ?」


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