米SpaceXが運用する低軌道衛星を使った高速インターネットサービスのStarlink(スターリンク)。
携帯キャリアのようにアンテナ・基地局・光ファイバー網といった地上インフラがなくても空が開けていれば基本的にどこでも通信できる点が最大の特徴で、企業や専門用途向けだけでなく、個人利用でも急速に広がっています。
「もちろん空の上でも!」
そんな中、JALグループ国際線LCCのZIPAIR(ジップエア)が保有する全機にStarlink搭載を完了したというニュース。
詳しく見てみるとZIPAIRは2026年5月5日に保有する全8機へのStarlink搭載を完了し、全便・全席無料で高速インターネット接続の機内Wi-Fiが利用できるようになったというもの。
これにより保有する全機がStarlinkに対応した航空会社としてアジア初のようです。
「LCCなのにやり過ぎっ!」
■機内エンタメはBYOD方式!
ZIPAIRでは全席に座席モニターがなく、機内エンターテインメント(映画・フライト情報・機内販売)などはご自身のスマホやタブレットで行うBYOD(Bring Your Own Device)方式を採用しています。
そこにStarlinkの高速インターネット接続が加わったことで、機内サービスの利便性がさらに向上し、北米路線の長時間フライトも快適に過ごせそうです。
これまでのZIPAIRの機内Wi-FiはPanasonic Avionics(パナソニックアビオニクス)が提供する静止軌道衛星を利用したインターネット接続で、多くの航空会社が採用していた一般的な方式でした。
この方式は通信速度が遅く、メールやSNSなどの軽い通信のみ利用可能でしたが、今後はStarlinkの高速インターネット接続で動画視聴などもバッチリと言ったところです。
「これならZIPAIRも乗客も合理的!」
■高速インターネット接続のStarlinkとはいえ
ZIPAIRが保有する機材は8機全てがボーイング787−8型機で、座席は2クラス、合計290席のレイアウトです。
◯ZIP Full-Flat(ビジネス)18席
◯Standard(エコノミー)272席
いくら高速インターネット接続のStarlinkとはいえ乗客が一斉に接続する状況では回線の混雑が避けられず、複数アンテナ(複数回線相当)で運用しているとみられますが、それでもピーク時の通信速度は低下する可能性があります。
「過度な期待は禁物!」
また機内Wi-Fiは街中にある公衆無線LANと同様に通信は暗号化されていないため、セキュリティ対策も忘れずに。
「スマホやPCの中身が丸見えかも!」
そんなこんなで、LCCでありながら便利で使いやすい航空会社に進化し続けているZIPAIR。
皆さんも全機にStarlinkを搭載したZIPAIRで北米や東南アジアへいってらっしゃいませ!
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