さあ、ど~もこんにちは! Traife365(とらいふさんろくご)のズーカーです。
カセットボンベ(家庭用ガス缶)をセットすれば屋内・屋外問わず調理ができるカセットコンロ。ラインナップ豊富で火力控えめのコンパクトなものから大人数のキャンプでも十分使える高火力タイプや2バーナータイプもあり、自宅はもちろんアウトドアや災害時でも使える一家に一台は欲しいアイテム。
しかし、そんな便利なカセットコンロで爆発する事故が発生。
1月8日に名古屋市千種区の県営住宅でカセットコンロでの料理中にカセットボンベが破裂し、火災が発生。火元の部屋の男性は全身に火傷を負い、亡くなられました。今のところ事故の詳しい状況はわかっていませんが、救出された際に男性はカセットコンロのボンベが破裂したと話していたようです。
最近では2022年12月にも兵庫県伊丹市の飲食店でカセットコンロのボンベが爆発し、女性が亡くなられる事故がありました。こういったカセットコンロによる爆発事故は毎年発生していて、原因としては製品の誤った使用や不注意、製品のガス漏れによるそうです。
確かにカセットコンロを購入すると
・カセットコンロは使用していなくても製造から10年まで
・カセットボンベは製造から7年~8年を目安
・カセットコンロを並べての使用禁止
・使用する調理器具の種類やサイズの制限
などといった数多くの注意書があります。
以前購入したコンパクトサイズのカセットコンロ
特にコンパクトサイズのカセットコンロは使用するフライパンや鍋がカセットボンベを覆わないよう最大20cmまでといった制限があり、これを知らずに20cm以上の大きなフライパンなどを使うとカセットボンベに熱が伝わり、爆発する可能性があります。
こうした爆発事故を防ぐためにカセットコンロにはカセットボンベが加熱されて温度が上がり内部圧力が異常に上昇するとガスの供給を止めたり、自動的にカセットボンベが外れる圧力感知安全装置というものが備えられていますが、すべてを防ぐことはできないようですね。
「安全に使うためにもう一度カセットコンロの説明書を読む必要がありそうです!」
似たような話をすると…
この時期、路上で見かける移動販売の焼き芋屋。住宅街を回り、スピーカーから流れる「いしや~きいも~」といった昔ながらの販売スタイルではなく、今は駅前などの路上に停車して販売するスタイル。
キャンプ好きのズーカーは路上販売の焼き芋屋を見つけると焚き火の匂いと焼き芋の甘く香ばしい香りにホっとしてしまいますが、同時に少しゾッとします。
というのもキッチンカーとは違い、焼き芋屋の荷台には大きなメラメラと燃える窯、そしてすぐ下にはガソリンタンク。なかにはエンジン掛けっぱなしで販売しているところもあり、ガソリンの危険性をよく知る元自動車整備士としてはとても恐ろしい。
もちろんトラック荷台にはしっかり断熱処理がされていると思いますが、それでも気になってしまいます。過去に焼き芋屋がガソリンタンクに引火した事故は聞いたことがありませんが(他の原因で車両全焼事故はありました)、移動販売の石焼き芋屋は法令の規制があまりないようなので各々が日々のメンテナンスをしっかりしないとカセットコンロのような爆発事故がいつ起きても不思議ではありません。
要するにカセットコンロだろうが焼き芋屋だろうが引火性・可燃性のある危険物についてもっと知識が必要だろうな… (でも身の回りにいっぱいありすぎて難しい!)
関連ブログ→
【イオンキャンプ】東邦金属工業のミニカセットコンロを購入
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