※2020年8月2日に公開した記事を再編集し、2023年12月17日に再度公開しました。
イギリスが2027年までにファーウェイ製通信機器を次世代5Gネットワークから完全に排除する方針を示したのに続き、今度はフランスが2028年までにファーウェイ排除の方針というニュース。
今回のフランスの方針はイギリスとは少し違い、更新することはできないものの使用免許を取得すればファーウェイ製品を3年~5年は使用できるということで一応ファーウェイ製品の選択肢は残しているようです。使用免許は欧州メーカー製品の場合おおむね8年で更新可能に対し、ファーウェイ製品は3年~5年で更新不可という、なかなか厳しい措置。
各国ファーウェイ排除の方針に違いはありますが、アメリカのファーウェイ排除に同調する国は日本、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、フランス。
一方イタリアでは通信大手のイタリアテレコムがファーウェイの入札排除を決めましたが、他の通信大手は不明。ドイツでは今のところファーウェイ排除の動きはないようで、欧州の中でも対応は分かれるようです。
そんな中、7月13日に発表したファーウェイの上半期の売り上げ高は13%増、純利益率は9%。売上高は前年同期より増加しましたが伸びは鈍化、純利益率は微増。今後ファーウェイ排除の動きが影響するのか注目です。
それにしても各国のファーウェイ排除はアニメ『ドラえもん』のジャイアン軍団がのび太くんをいじめている構図に見えなくもないですが、中国をのび太くんに例えるの言いすぎかな?
「スネ夫の方が合ってるかも!」
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