さあ、ど~もこんにちは! Traife365(とらいふさんろくご)のズーカーです。
「今度はシンガポールで!?」
日本では労使関係の悪化でストライキや裁判など何かとお騒がせのジェットスタージャパンですが、シンガポールでは運航を停止し、事業を終了するというジェットスターアジア航空。
シンガポール・チャンギ国際空港を拠点とするジェットスターアジア航空は国際線16路線を運航する格安航空会社。
しかし運航コスト高騰や競争激化などにより2025年7月31日をもって事業を終了するようです。
「ジェットスタージャパンの影響は?」
ジェットスター公式サイトによると今回のジェットスターアジア航空の事業終了でジェットスター航空とジェットスタージャパンの運航便に影響はないとのことです。
しかしジェットスターアジア航空は
◯シンガポール↔沖縄那覇
◯マニラ↔大阪関空
の路線を運航しており、日本の一部乗客に影響が出そうです。
ここでおさらい!
ジェットスターグループはアジア太平洋地域で路線を展開する格安航空会社で、ジェットスター航空・ジェットスターアジア航空・ジェットスタージャパンの3社で構成しています。
◯ジェットスター航空(オーストラリア)
・カンタスグループ100%
◯ジェットスターアジア航空(シンガポール)
・ウェストブルックインベストメント51%(投資会社)
・カンタスグループ49%
◯ジェットスタージャパン(日本)
・JAL50%
・カンタスグループ33.3%
・東京センチュリー16.7%(総合リース会社)
すべてカンタスグループが関与しているものの完全子会社はジェットスター航空のみ。
というのも各国では航空会社に対する外資規制があり、地場資本を一定割合以上含める必要があります。
今回のジェットスターアジア航空の事業停止で500名以上の従業員はカンタスグループや他の航空会社へ可能な限り雇用機会を提供し、保有する機材はカンタスグループ各社へ再配備するようです。
ジェットスタージャパンは大丈夫?
日本でもエアアジア・ジャパンの撤退や格安航空会社の再編で競争が激化しているのでカンタスグループの日本撤退という可能性も否定できません。
しかしジェットスタージャパンの場合は航空会社のJALが50%握っており、いざとなれば買収してZIPAIRと統合するという手もありそうです。
それよりもジェットスタージャパンの場合は労使問題でゴタゴタが続いているので、会社側と労働者側の双方で上手いこと解決してほしいところです。
「どうなっちまうんだ? ジェットスター」
関連記事→