「多くの乗客が荷物を持って緊急脱出!」
米コロラド州のデンバー国際空港でアメリカン航空の旅客機が着陸装置の不具合と見られる火災トラブルで乗員乗客が緊急脱出したというニュース。
現地時間7月26日にアメリカン航空のデンバー発マイアミ行きAA3023便が離陸中に火災のトラブルが発生し、乗員乗客179人が緊急脱出スライドで避難。
SNSに投稿された事故直後と思われる映像では機体後方の車輪付近から出火しており、乗客が緊急脱出スライドを滑り降りる様子が映し出されていました。
しかし驚くことに多くの乗客はバッグを背負ったままで、中には両手に荷物を抱えた乗客の姿も…。
「えっ? アメリカン航空はこれOKなの?」
また緊急脱出スライド下にはサポートが誰もいない状況。
幸いなことに軽傷者が出たものの全員無事とのことで一安心ですが、一歩間違えれば被害拡大の危険性もある今回の脱出方法。
緊急脱出時の乗客の荷物持ち出しは
◯脱出の遅れや妨げ
◯負傷する可能性
◯緊急脱出スライドの損傷
(ハイヒール着用も不可)
といった理由で原則として禁止され、国際ルールにもなっているようです。
最近では韓チェジュ航空の炎上事故や印エアインディアの墜落事故が発生しており、誰もが緊急脱出スライドや事故に遭うような状況は避けたいところ。
今回のアメリカン航空のトラブルで離陸前の安全ビデオやCAデモンストレーションで毎回しっかり確認したいと思うズーカーでした。
「自分のためにも、周りのためにも…」
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