さあ、ど~もこんにちは! Traife365(とらいふさんろくご)のズーカーです。
「約1ヵ月の間に6件も発生!」
今年も残すところあと僅かとなり、年末年始を海外で過ごす方やこれから旅行計画をする方もいるかと思います。特に1年の節目にあたるこの時期は楽しく平和に過ごしたいもので、ましてや海外旅行で犯罪に巻き込まれるのは絶対に避けたいところです。
しかし東南アジアに位置する島国=フィリピンでは日本人が被害に遭う路上強盗が立て続けに発生しており、在フィリピン日本国大使館が注意を呼びかけています。
・日時:10月19日(土)夜9時頃
マニラ首都圏マカティ市グリーンベルトモール付近の歩道で3人組が拳銃のようなものを向けてきたため、財布やパスポート等が入ったバッグを差し出した
・日時:10月27日(日)夜10時頃
マニラ首都圏マカティ市セントラルスクエアモール付近の路上で日本人がタクシー待ちをしていたところ、5人組のうち1人が拳銃のようなものを向けてバッグを渡すよう脅してきたため、財布やパスポート等が入ったバッグを差し出した。
・日時:10月31日(木)夜7時頃
マニラ首都圏パラニャーケ市マニラ湾付近の路上で日本人がバイクに乗った2人組にバッグを奪われそうになったため抵抗したところ、拳銃のようなものを向けてきたためバッグから手を離した。
・日時:11月2日(土)夜9時頃
マニラ首都圏マカティ市ベルエア地区ジュピター通りで日本人2人がバイク2台で接近してきた男達に拳銃のようなものを向けられたため、財布やパスポート等が入ったバッグを渡した。
・日時:11月7日(木)夜8時45分頃
マニラ首都圏マカティ市マカティメディカルセンター付近の路上で日本人2人で歩いていたところ、接近してきた3人組が日本人1人のショルダーバッグを強引に奪い、もう一人の日本人は拳銃を突きつけられたのでバッグを渡した。
・日時:11月11日(月)夜9時頃
マニラ首都圏マカティ市アントニオ・アーナイズ通りで日本人5人が歩行中、待ち伏せしていた3人組が近づいて日本人1人のショルダーバッグを奪おうとしたので抵抗したところ拳銃のようなもの向けたため、バッグから手を離した。
「拳銃向けてくるなんて狂ってる!」
また、これら路上強盗以外にもスリや置き引き、昏睡強盗なども多数発生しているようなので要注意です。
実はフィリピンもOKだった!
銃社会というと真っ先にアメリカをイメージしてしまいますが、実はフィリピンも許可を得れば一般人でも拳銃の所持・携行が認められている歴とした銃社会。
ホテルや銀行、コンビニ、カフェといったあらゆる施設には銃を持った警備員が配備されていることが多く、大型施設だと身体検査や手荷物検査などのセキュリティチェックが行われています。
また小さな商店だと防犯のために鉄格子を設置して、小さな穴からお金と商品をやり取りするスタイルが多いです。
「まっ、それだけ治安が悪いということ!」
実際にフィリピンで危険な目に遭うことはありませんでしたが、正直治安の悪そうなエリアは多く、夜間の外出もホテルの警備員から注意を受けるほどなので、昼間治安の良さそうなエリアであっても夜の外出は控えるのが一番。
クリスマスや年末年始は増加傾向!
フィリピンはクリスマスシーズンや年末年始に向けて犯罪が増加する傾向があるようなので、これから出発する方は防犯意識を高め、楽しい海外旅行を楽しみたいところです。万が一、強盗にあった場合は抵抗せず身の安全を第一に考えましょう。
「拒否や抵抗をすると躊躇なく撃たれる可能性も!」
今回のケースではいずれも歩行中やタクシー待ちの路上で発生していますが、渋滞の多いマニラ首都圏ではタクシーやジプニー(乗り合いバス)に乗っていても停車中に強盗に遭うことがあるのでこちらにも注意です。
「そもそも運転手が強盗の一味というケースも!」
基本はラフな格好!
フィリピンに限らず、海外では目立つ格好はNGです。特に腕時計やネックレスなどのアクセサリーは安物であってもターゲットになりがちなので、基本アクセサリーは身に付けずジーンズ・Tシャツ・サンダルといったラフな格好がおすすめ。
「こういったことも防犯対策!」
ビジネス目的だとラフな格好は難しいですが、仕事以外は現地の人に溶け込みそうな服を用意するのも有効な手段かと思います。
このように治安が悪いものの魅力もたくさんあるフィリピン。
これから渡航予定の方は犯罪被害に遭わないよう安心安全の楽しい旅行にいってらっしゃいませ!
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